バイナンスにトンコイン(TON)上場へ

バイナンスにTON上場へ

大手海外暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、暗号資産トンコイン:Toncoi(TON)の取り扱い予定を8月8日発表した。

TONはメッセージングアプリ「Telegram(テレグラム)」内で利用されているTONブロックチェーン上の暗号資産だ。

発表によるとTONの取り扱いは、現物取引にて取引ペアTON/BTC、TON/USDT、TON/FDUSD、TON/TRYにて行われる。

取り扱い開始日時は8月8日10:00(UTC)。入金は既に開始されており、出金は9日10:00(UTC)から開始される。

なおバイナンスで取り扱うTONは、「オープンネットワーク(The Open Network:TON)」上のネイティブトークンになるようだ。ちなみに日本を含めた一部地域では、今回の取り扱いは対象外となる。ただし日本国内でTONは、ビットポイント、ビットトレード、オーケーコイン・ジャパンにて取り扱いがある。

またTONは、バイナンスでシードタグ銘柄として取り扱われる。シードタグは他の上場しているトークンと比較して高いボラティリティとリスクの可能性を持つトークンを示すものとなる。

シードタグ適用のトークンを取引するには、バイナンススポットまたはバイナンスマージンプラットフォームにて90日ごとに出題されるクイズに合格し、利用規約に同意する必要があるとのことだ。

関連ニュース

参考:バイナンス
images:iStocks/wvihrev

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【11/22話題】SECゲンスラー委員長が退任へ、金融庁が暗号資産・ステーブルコイン仲介業の新設検討など(音声ニュース)

米SECゲンスラー委員長が来年1月に退任へ、功績評価の一方で反発や批判も、金融庁、暗号資産・ステーブルコイン仲介業の新設検討=報道、国民・玉木代表が税制改正要望を与党に提出、暗号資産への申告分離課税導入など提案、米裁判所、SECの「ディーラー」定義めぐる訴訟で関連規則を破棄するよう命じる、リミックスポイントが5億円でBTC・DOGE・XRP購入、投資総額30億円に、マスターカードとJPモルガン、ブロックチェーン決済ソリューションを連携 、コインベースが「WBTC」取扱い廃止へ、背景にジャスティン・サンの影響か、2019年のアップビットのハッキングは北朝鮮ハッカー関与か、韓国警察が特定、米ドルステーブルコイン「FDUSD」、スイに対応開始、Injective、オンチェーンAIエージェントSDK「iAgent」リリース

広告

ビットワイズ、「ソラナ現物ETF」を上場申請

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)が、ソラナ(Solana)を基盤とするETF(上場投資信託)の上場申請を、米国証券取引委員会(SEC)に提出したと11月21日発表した。なおこの申請は、株式取引所シーボーBZX取引所(Cboe BZX exchange)を通じて行われたとのこと。またビットワイズは発表上で同商品についてETP(上場取引型金融商品)と記載している