メタプラネット、米マイクロストラテジーらのビットコインイニシアチブに創設メンバーとして参画へ

メタプラネットが「Bitcoin for Corporations」に参画

ビットコイン(BTC)の購入を積極的に進めている東証スタンダード上場企業メタプラネットが、「Bitcoin for Corporations(ビットコイン・フォー・コーポレーションズ)」イニシアチブへの創設メンバーとしての参画決定を7月30日発表した。

「Bitcoin for Corporations」は、ビットコインの導入と統合をグローバルに促進することを目的としたイニシアチブ。企業のリーダーがビットコインを導入するための包括的なリソース、教育コンテンツ、ネットワーキングの機会を提供する戦略的パートナーシップとなる。

なお同イニシアチブを立ち上げたのは、上場企業で最もビットコインを保有する米マイクロストラテジー(MicroStrategy)と2012年創刊のビットコインの専門メディアBitcoin Magazine(ビットコインマガジン)だ。

同イニシアチブの創設メンバーとしてメタプラネットは、国内外におけるビットコイン導入の促進に尽力するとした。また同社は、ビットコイン導入をグローバルに促進するための戦略的パートナーシップを今後も積極的に構築していくと伝えている。

メタプラネットは先日26日、Bitcoin Magazineと覚書(MOU)を締結し、同メディアの日本版となる「Bitcoin Magazine Japan」の独占運営権を取得している。

メタプラネットは同MoUにより、「Bitcoin Magazineの広範なネットワークとブランドを活用して未開拓の市場に参入することで、日本と海外の両方でビットコインの普及を促進するという当社の使命を遂行してまいります」と述べている。

メタプラネットは4月8日、資金管理戦略の一環として、ビットコイン(BTC)を購入する方針を発表。その後追加購入を続け、同社は現在245.992BTCを保有している。

なおこのビットコインの購入総額は、24億5,000万円で1BTCあたり9,959,687円で購入したとのことだ。

ちなみにメタプラネットの株価は年初来で約600%上昇している。

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参考:メタプラネット
images:iStocks/images:iStocks/TaiChesco

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。