LINEが独自の仮想通貨「LINK」を4月以降に日本での取り扱い開始を発表
LINE株式会社のグループ会社であり、LINEの仮想通貨事業およびブロックチェーン関連事業を展開するLVC株式会社が、両社の傘下であるLINE TECH PLUS PTE. LTD.の発行する仮想通貨「LINK」を日本国内における新規取扱銘柄として、2020年4月以降に取り扱いを予定している事を明らかにした。
LVC株式会社は、日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)が定める新規通貨取扱いプロセスに則り、LINE独自の仮想通貨である「LINK」における日本国内での取り扱いを準備していた。なお「LINK」は、LINE TECH PLUS PTE. LTD.運営の日米を除くグローバル向け仮想通貨交換所「BITBOX」で2018年10月16日より取り扱いを開始している。
LVCは、「LINK」の取り扱いを2020年4月以降を予定して、新規取扱いに向けシステム開発の準備に着手した。
なお「LINK」の国内向け仮想通貨取引サービス「BITMAX」における取り扱い等の詳細については、決まり次第通知するとのことだ
現在「BITMAX」では、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)の計5種類の仮想通貨を取り扱っている。
編集部のコメント
LINE株式会社は、11月20日に開催されたLINEの開発者向けカンファレンス「LINE Developer Day 2019」でLINE Blockchain Platformを発表しています。そのプラットフォームを開発する狙いは、Dappsの開発や開発者向けにユーザ―鍵管理やアンチマネーロンダリグ(AML)/ 本人確認(KYC)のソリューションを提供し、開発者の開発ハードルを下げることです。
今後、プラットフォーム上で様々なトークンを作ることもできるようになるとのことで、4月以降に「LINK」を取り巻く経済圏が日本で取り扱い開始によって変化するのか、そしてLINEがLibraに先駆けて、どのような動きをしていくのか、あたらしい経済編集部は注目し続けたいと考えています。