レーザーデジタル、ステーキング利回り提供のイーサリアムファンド提供へ

レーザーデジタルがステーキング利回り提供のイーサリアムファンド

野村ホールディングスの関連子会社レーザーデジタル(Laser Digital)が、イーサリアム(Ethereum)のステーキングに関する機関投資家向けの金融商品の提供を計画しているようだ。ブルームバーグは7月26日に報じた他、同取り組みにおいてレーザーデジタルを支援するディネロ(Dinero)も同日に発表している。

報道によると同商品は9月初旬までに立ち上げる予定だという。ただしローンチ直後は米国では提供されないとのこと。

また同商品におけるステーキングは、暗号資産(仮想通貨)運営企業のギャラクシーデジタル(Galaxy Digital)がバリデーターとなり行っていく契約が進められているという。

なおディネロによると同商品の名称は、institutional pxETH(ipxETH)となるようだ。

7月23日よりイーサリアムの現物ETFが米国で取り扱い開始となったが、これらETFは、裏付け資産のETHをステーキングし運用することを規制上の懸念から除外している。

なおステーキングとは、ユーザーが暗号資産を保有しブロックチェーンネットワークに預け入れることで、その対価として報酬が得られる仕組みである。

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参考:ブルームバーグディネロ
images:iStocks/Cemile-Bingol

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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