農産業のRWAマーケットプレイス「Agridex」、ソラナ上で初の農業取引を決済=報道

Agridexがソラナ上で初の農業取引を決済

トークン化した農作物を取引するRWAマーケットプレイス「Agridex(アグリデックス)」が、ソラナブロックチェーン上で初の農業取引を決済した。同マーケットプレイスの公式Xが米コインデスクの報道を引用する形で7月24日に発表している。

報道によるとこの決済取引は、200本以上のエキストラバージンオリーブオイルと複数ケースのワインを南アフリカからロンドンに送るものだったという。

実際の決済は、ほぼ瞬時に完了し、双方に請求された手数料はわずか0.15%であったとのこと。従来のシステムによる手数料は、取引毎に数パーセントに及ぶという。

「アグリデックス」は、今年5月にプレシードの資金調達ラウンドにて500万ドルを調達し、評価額は約1,800万ドルに達した。

また同プラットフォームは今年の第3四半期(7~9月)にてガバナンストークン「AGRI」をローンチする予定で、コミュニティに向けたトークンエアドロップを実施する予定であることが伝えられている。

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参考:コインデスク
images:iStocks/Who_I_am

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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