イーサリアム現物ETF、Cboeが7月23日より米国初の取引開始

イーサリアム現物ETFが米国で7月23日より取引開始

シカゴ・オプション取引所(Cboe)が、5社によるイーサリアム現物ETF(上場投資信託)を7月23日から取引開始する予定を7月20日発表した。

取引開始の対象となるのは、ヴァンエック(VanEck)の「VanEck Ethereum ETF(ETHV)」、インベスコ(Invesco)の「Invesco Galaxy Ethereum ETF(QETH)」、フランクリン・テンプルトン(Franklin Templeton)の「Franklin Ethereum ETF(EZET)」、フィデリティ(Fidelity)の「Fidelity Ethereum Fund(FETH)」、21シェアーズUSの「21Shares Core Ethereum ETF(CETH)」の5銘柄。Cboeにて7月23日9:30(東部標準時間)より取引開始されるとのことだ。

なお今年1月に米国で初めてローンチされたビットコイン現物ETFは、9銘柄同時に取引開始されていた。

SECは5月23日、今回取引開始を発表したCboeの他、ナスダック(Nasdaq)およびニューヨーク証券取引所(NYSE)からのイーサリアム現物ETFの上場申請を承認していた。その後、同ETF発行者は取引開始にあたり、それぞれSECに提出したS-1登録申告書の最終承認を待っている状況だった。

なおロイター(Reuters)は16日、イーサリアム現物ETFが23日より取引開始されるとした業界関係者からの情報を報じていた。

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参考:Cboe
images:iStocks/Dennis-Diatel-Photography

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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