メタプラネットが2億円分のビットコイン追加購入
東証スタンダード上場企業のメタプラネットが、同社として5度目となるビットコインの追加購入完了を7月16日発表した。
同社は先月6月24日に新たに10億円相当のビットコインを追加購入することを発表。その後7月1日に10億円のうち2億円分のビットコインを購入。続けて7月9日に4億円相当のビットコインを追加購入。そして今回は2億円相当のビットコインを購入した。これにて同社が予告したビットコイン追加購入は残り2億円を残している。
発表によると、今回メタプラネットが2億円で追加購入したビットコインは21.877BTC。1BTCあたりの購入価格は9,142,021円とのこと。
これにより同社のビットコイン合計保有数は225.611BTCとなった。購入総額は22億5,000万円で1BTCあたり9,972,933円で購入したとのことだ。
記事執筆時点で1BTCの価格は、10,245,609.22円となっている(2024.7.16 11:20コインマーケットキャップ調べ)。なお前回の平均購入額は10,062,517円だった。
メタプラネットは4月8日、資金管理戦略の一環として、ビットコイン(BTC)を購入する方針を発表。新株予約権の行使により調達する約9.35億円の資金ほとんどをBTCの購入に充て、保管する予定だとしていた。
そして4月22日には予告通りに10億円分のビットコインの購入が実施されていた。
なお同社がBTCを自己資産に組み入れることを決定したのは、「インフレヘッジ、同通貨がマクロ経済回復から受ける恩恵、そして長期的な資本価値向上の基盤としての可能性を多面的に理解したため」であると発表されている。
またBTCについては「ビットコインはボラティリティが高い通貨との側面がありますが、長期的に見た場合には価値が恒常的に上昇しており、長期保有に適していると考えております」とも同社は伝えている。
その他にメタプラネットは6月25日、ビットコイン関連の100%子会社「Metaplanet Capital Limited」の設立予定を発表している。なお新会社の事業内容は「主に、ビットコインの保有・管理、ビットコインに関連する運用など」である。
※2024.7.22 ビットコインの購入額に誤りがありましたので、タイトルおよび本文を修正しました。
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参考:メタプラネット
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