Cboeが「ソラナ現物ETF」の上場申請書を米SECに提出、来年3月までに可否判断

Cboeが「ソラナ現物ETF」の上場申請書を米SECに提出

取引所運営会社のシーボーグローバルマーケット(Cboe Global Markets)が、米証券取引委員会(SEC)に対し、ソラナ(SOL)現物ETF(上場投資信託)の上場を求める申請書を7月8日提出した。

なおSECは、来年3月までに同ETFの認可について可否を決定する必要がある。SECは規則により、シーボーによる「19b-4」申請の承認可否について、240日以内に判断を下さねばならない。

「19b-4」の申請書類は、米資産運用会社ヴァンエック(VanEck)の「VanEck Solana Trust」およびスイス拠点の資産運用会社21シェアーズ(21Shares)の「21Shares Core Solana ETF」を上場させるために提出された。

なお2社による同ETFは、暗号資産の時価総額5位であるSOLの現物価格に連動するものとして、米国では初の商品案として申請されている。

ヴァンエックおよび21シェアーズは6月、新商品となるソラナ現物ETFの販売について、SECに「S-1」申請をしていた。同ETF商品が取引を開始する前にSECはこれらの「S-1」申請も承認しなければならない。

もし承認されればこの商品は、SECが1月にビットコイン価格に連動するETFを承認した後の暗号資産現物ETFとして第3波となり、業界にとって画期的な出来事となる。なお、このような商品は2段階の承認プロセスを必要とする。

「わたしたちは現在、ビットコインとイーサリアムに次いで最も活発に取引されている暗号資産の1つであるソラナに対する投資家の関心の高まりに対応している」と、CBOEのETP上場部門グローバル責任者であるロブ・マロッコ(Rob Marrocco)氏は述べた。

ヴァンエック、21シェアーズ、そしてその他の発行体もまた、2番目に大きい暗号資産であるイーサリアムの現物価格に連動するETFの立ち上げについてSECからの最終的な承認を待っている。

承認プロセスに詳しい2名の関係者は、「イーサリアム現物ETFのゴーサインは来週中にも出るだろう」とロイターへ語った。なおすでにSECは、これらの新商品を上場・取引するための取引所の申請を承認している。

コインゲッコー(CoinGecko)のデータによると、SOLの価格は137.83ドル前後で推移しており、2つのETF申請が最初に提出された先月の最高値150ドル近くから下落している。

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※この記事は「あたらしい経済」がロイターからライセンスを受けて編集加筆したものです。
Cboe files for SEC approval to list Solana ETFs, starts clock for required decision
(Reporting by Suzanne McGee, Editing by Michelle Price and Richard Chang)
翻訳:大津賀新也(あたらしい経済)
images:Reuters

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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