アプトス財団が日本での活動強化、アリババクラウドとMove開発者コミュニティ「Alcove」立ち上げ

アプトス財団が日本での活動強化

レイヤー1ブロックチェーンAptos(アプトス)を支援するAptos Foundation(アプトス財団)が、アリババクラウドと提携し、日本およびアジア太平洋地域での活動を強化するようだ。

同財団の6月28日の発表によるとアプトス財団はこの提携により、「日本のweb3エコシステムの強化およびアジア太平洋地域のアクセシビリティを向上させる」とした。

またこの提携に伴い両者は、共同ブランドとなるアジア初のMove言語開発者コミュニティ「Alcove(アルコーブ)」を立ち上げたとのこと。

「アルコーブ」では、スマートコントラクト言語であるMoveの影響と普及の拡大を目指すとしている。

なお「アルコーブ」は、7月4日〜6日に開催される「IVS Crypto 2024 KYOTO」に合わせ、7月3日に平安神宮会館でミートアップも実施するとのことだ。

アプトスは、「Move」言語を採用したレイヤー1ブロックチェーン。並列処理、パイプラインおよびモジュラー技術を用いて、安全かつ効率的なトランザクションの実行を可能としている。なお「Move」は、メタ(旧:フェイスブック)が2019年に「リブラ(Libra)」として発足したステーブルコインプロジェクト「ディエム(Diem)」のチームが開発したスマートコントラクト言語だ。

なおアプトスの開発は、ディエムの開発チームに所属していたモー・シャイフ(Mo Shaikh)氏とエイブリー・チン(Avery Ching)氏が共同創業したアプトスラボ(Aptoslabs)が主導している。

ちなみにアプトスの独自トークン「APT」は国内において、オーケーコイン・ジャパンとSBI VCトレード、ビットトレードのみが取り扱っている。

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参考:アプトス
image:iStocks/wvihrev・Rawpixel

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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