ソラナ上のDeFi「ゼータマーケッツ」、独自トークン「ZEX」のエアドロ実施

Zeta MarketsがZEXのエアドロ実施

ソラナ(Solana)上のパーペチュアル取引所(永久先物取引/無期限先物取引)「ゼータマーケッツ(Zeta Markets)」の独自トークン「ZEX」の初回エアドロップ開始が、6月26日発表された。

「ZEX」のエアドロップ数は、合計発行枚数10億ZEXのうち1億ZEX(10%)になるとのこと。なお「ZEX」のエアドロップは2段階で実施され、今回はその第1段階となる。

第1段階のエアドロップ対象者は、「ゼータマーケッツ」の早期トレーダーとソラナエコシステム内の主要なコミュニティパートナーとのこと。そして合計エアドロップ数1億ZEXのうち8,000万ZEX(8%)が、第1段階のエアドロップ対象者に割り当てられるという。8,000万ZEXのうち7,000万(7%)が早期トレーダーに、残りの1,000万(1%)がソラナエコシステムに割り当てられるとのこと。

そして、エアドロップ対象者に割り当てられる「ZEX」の量は、「ZEX」の取引実績となるZスコアに基づいて決まるとのことだ。

なお第1段階のエアドロップ対象者が「ZEX」をクレーム(請求)できる期間は6月27日9:45(UTC)からとなっている。

また、合計エアドロップ数1億ZEXの残り2,000万ZEX(2%)については、第2段階のエアドロップにて「ZEX」の早期ステーカーに対して割り当てられるとのこと。

第2段階におけるエアドロップ資格を得るには、ジェネシスエポックと呼ばれる最初のステーキング期間である7月25日9:59(UTC)までに、「ZEX」をステーキングする必要があるという。なお「ZEX」のステーキング期間とステーキング量が多いほど、取得できるエアドロップ数は増えるとのこと。

ちなみにエアドロップ以外の「ZEX」の内訳については、コントリビュータに2億ZEX(20%)、コミュニティの財務に2億2500万ZEX(22.5%)、投資家に1億7500万ZEX(17.5%)、トレーダー専用のプラットフォームインセンティブに3億ZEX(30%)となっている。

「ゼータマーケッツ」発行の「ZEX」は、同プロトコルのステーキングやガバナンス、インセンティブの強化に活用されるという。なお「ZEX」は今後、ソラナ初のDeFiレイヤー2ロールアップ「ゼータXZeta X)」でも機能するとのことだ。

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参考:ゼータマーケッツ
images:iStocks/grandeduc

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。