バイナンス、UAE居住ユーザーをグローバル版から「Binance FZE」へ移行開始

バイナンスがUAE居住ユーザーの移行開始

大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、「バイナンスグローバルエクスチェンジ(Binance Global Exchange)」のアラブ首長国連邦(UAE)居住者ユーザーに対する、「バイナンスFZEエクスチェンジ(Binance FZE exchange)」への移行開始を6月26日発表した。

バイナンスは今年4月、同社のドバイ子会社であるバイナンスFZEが、ドバイの規制当局であるドバイ仮想資産規制機関(Dubai Virtual Asset Regulatory Authority:VARA)より、VASP(仮想資産サービスプロバイダー)ライセンスを取得していた。

このVASPライセンスのもとバイナンスFZEでは、機関投資家・適格投資家・個人投資家に対し、暗号資産に関する「ブローカー・ディーラー・サービス」、「交換サービス」、「運用・投資サービス」、「貸出サービス」が提供可能となっていた。なお「取引所サービス」におけるVA(仮想資産)デリバティブ取引の提供については、機関投資家およびVAデリバティブ限定ライセンスをもつ適格投資家に制限されている。

今回の移行は、VASPライセンス取得によるものとなる。UAE居住ユーザーは、12月15日までにKYC情報の更新が求められている。

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参考:バイナンス
image:iStocks/Greens87

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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