マウントゴックスが7月から弁済開始、ビットコインとビットコインキャッシュで

7月から弁済開始

暗号資産(仮想通貨)取引所マウントゴックス(Mt.Gox)が、ビットコイン(BTC)及びビットコインキャッシュ(BCH)で弁済を開始すると6月24日発表した。

弁済が開始されるのは今年7月はじめから。弁済実施に必要となる情報の交換及び確認が完了した暗号資産取引所から順に弁済が行われるという。

マウントゴックスは2009年に東京を拠点として設立された暗号資産取引所である。

2011年以降複数回ハッキングを受け、大量のビットコインを流出させた結果、2014年に経営破綻している。その後は民事再生法手続きに移行し、2021年6月に再生計画案を提出、同案は債権者による投票を経て可決された。

弁済手続における代理受領業者として、2022年10月にSBI VCトレードとビットバンク(bitbank)が指名されていた。

破産計画に基づいて行われる債権者への弁済は、破産管財人の小林信明氏が進めてきた。声明では今回の弁済にあたり、「債権者に安全かつ確実に弁済を行うべく、お時間をいただいた」と説明されている。

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参考:発表
images:Reuters

この記事の著者・インタビューイ

髙橋知里

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者

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