アディダスがNFTコレクション「adidas Onchain:Summer of Sports」販売、イーサL2Base採用

アディダスがBase上のNFTを販売

大手スポーツファッションブランド「アディダス(adidas)」が、NFTコレクション「アディダスオンチェーン:サマーオブスポーツ(adidas Onchain:Summer of Sports)」を発売する。同NFTをミント(発行/鋳造)するイーサリアム(Ethereum)L2ブロックチェーン「ベース(Base)」 の公式Xから6月15日発表された。

「アディダスオンチェーン:サマーオブスポーツ」は、「アディダス」初の「ベース」プラットフォーム採用を記念したデジタルアートワークNFTコレクションとのこと。

このNFTコレクションは「2024年の夏のスポーツ」をテーマに、「フットボールエディション(Football Edition)」、「OCSエディション(OCS Edition)」、「ベースエディション(Base Edition)」といった3種類のエディションで構成されており、オープンエディション形式(販売期間中であれば購入者数や発行数に制限がない)で販売されている。3種類とも価格は同じで0.00085ETH(約480円)だ。

また記事執筆時点(19日15時30分)におけるこれらのNFTミント(発行/鋳造)数は、「フットボールエディション」が17,258点、「OCSエディション」が11,281点、「ベースエディション」が9,616点となっている。

なおこれらのNFTは、米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が今月5日に発表した「スマートウォレット(Smart wallet)」のサイトにて購入が可能だ。「スマートウォレット」ではモバイルアプリや拡張機能が無く、サイトにアクセスするだけで、ウォレットの作成から暗号資産およびNFTの保管や取引、送金などを行える。

ちなみに「ベース」は、「オプティミズム(Optimism)」の技術に基づいたブロックチェーン開発用ソフトウェア「OPスタック(OP Stack)」を用いてコインベースが構築したL2ネットワークである。

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images:iStocks/Nikolay-Vdovichenko

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。