アニモカジャパンが「SORAH」提供開始
アニモカブランズジャパン(Animoca Brands Japan)が、NFTローンチパッド「SORAH by Animoca Brands Japan」のサービス提供開始を6月18日発表した。
NFTローンチパッドは、プロジェクトやクリエイター等が発行するNFTの販売機会を提供するプラットフォーム。「SORAH by Animoca Brands Japan」ではNFTの販売機会だけでなく、販売戦略やマーケティングなどをアニモカブランズジャパンが多角的に支援するとのこと。
同プラットフォームの対応チェーンは、イーサリアム(Ethereum)とポリゴン(Polygon)で、トークン規格はERC-721となっている。また決済方法は暗号資産となっており、クレジットカードには6月下旬に対応を予定しているという。販売方法については、抽選販売、先着順販売、Allow List(優先購入権)を利用した販売、リビール有無等柔軟に対応予定とのこと。
またユーザー同士でNFTを売買できるマーケットプレイスは、夏頃リリース予定とのことだ。
同ローンチパッド提供開始と同時に「San FranToky」のPFPコレクション「San FranTokyo Visions」、「The Sandbox」シリーズの「Captain Tsubasa Team Collection」、そして「SHIBUYA109 FASHION COLLECTION」のNFTの販売が開始されている。
またアニモカブランズジャパンでは同プラットフォームのサービス開始を記念して、メンバーシップNFT「SORAH Membership NFT」を無料配布(フリーミント)している。
同メンバーシップNFTは、NFTの優先購入券や限定のDiscordコミュニティへの参加等の特典を受けられる会員証の役割を持つNFTで、今後さまざまな特典の追加が検討されているとのこと。
同NFT取得は、対象期間中に「SORAH by Animoca Brands Japan」のローンチパッドにおいて任意のNFTを1点以上購入したユーザーに対して、フリーミントに参加する権利が付与されるとのことだ。
アニモカブランズジャパンは、日本の知財やコンテンツ(IP)ホルダーのweb3に関する世界展開を支援する目的で設立されたアニモカブランズの戦略的子会社だ。アニモカブランズジャパンは今年4月、NFTローンチパッドを今年夏に提供開始すると発表していた。
関連ニュース
- アニモカジャパンがNFTローンチパッドを今夏提供へ、プロジェクトの募集も
- アニモカJPと三井物産ら、IVVYのライブでweb3ロイヤリティプログラムのPoCへ
- アニモカがビットコインベースのプロジェクト展開へ、分散型プロトコル「OPAL」上で
- アニモカJPがスクエニと提携、「SYMBIOGENESIS」のグローバルマーケティング強化で
- アニモカブランズジャパンとKDDI、Web3事業の連携開始
参考:アニモカブランズジャパン
images:iStocks/Ket4up