バイナンスにZK上場へ
大手海外暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、暗号資産ZKシンク:ZKsync(ZK)の取り扱い予定を6月17日発表した。
発表によるとZKの取り扱いは、現物取引にて取引ペアZK/BTC、ZK/USDT、ZK/FDUSD、ZK/TRYにてサポートされる。
なお取り扱い開始日時は当初世界協定時で6月17日8:00(日本時間で同日17:00)とされていたが、最新の情報では同日10:00(日本時間で同日19:00)と発表されている。
なお入金は既に開始しているが、遅延が発生していることもアナウンスされている。出金については18日8:00(UTC)より開始する予定とのこと。
なおバイナンスで取り扱うZKは、ZKシンクネットワーク上のトークンになるとのことだ。
またZKは、バイナンスでシードタグ銘柄として取り扱われる。シードタグは他の上場しているトークンと比較して高いボラティリティとリスクの可能性を持つトークンを示すものとなる。
シードタグ適用のトークンを取引するには、バイナンススポットまたはバイナンスマージンプラットフォームにて90日ごとに出題されるクイズに合格し、利用規約に同意する必要があるとのことだ。
ZKは、イーサリアム(Ethereum)レイヤー2プロトコルのZKシンクの独自トークンだ。日本時間で6月17日16:00にエアドロップが実施された。
ZKシンク開発元のマターラボは6月3日に「ZK」の商標出願を全て取りやめると発表していたが、今回の「zkシンク」のエアドロップおよび上場のトークン名は「ZK」として進められている。
Update: $ZK deposits may face delays due to issues with our node.
— Binance (@binance) June 17, 2024
Our tech team is fixing it urgently, and will be recovered before trading starts. Deposits will be credited once the block height catches up.
Successful deposits are secure. Please stay tuned.
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参考:バイナンス
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