コインベースがSmart walletリリース
米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が、シンプルで誰にでも使えるweb3ウォレット「スマートウォレット(Smart wallet)」を6月5日発表した。
ユーザーは「スマートウォレット」のサイトにアクセスし、自身の指紋認証やフェイスID、ユビキー(Yubikey)、グーグルクローム(Google Chrome)プロフィールを使用することでブラウザ上にウォレットの作成・アクセスができ、暗号資産の保管や取引、送金などを行える。
その為「スマートウォレット」にはモバイルアプリや拡張機能が無く、作成にあたりダウンロードをする必要もない。また同ウォレットのアクセス時においてはパスワードや秘密コードも必要ないとのこと。
さらに「スマートウォレット」では、自身が保有するコインベースアカウント内の暗号資産をオンチェーン取引の支払いに使用できるという。
なお「スマートウォレット」が現在サポートしているブロックチェーンネットワークは、イーサリアム(Ethereum)、OPメインネット(OP Mainnet)、BNBチェーン(BNB chain)、ポリゴン(Polygon)、ベース(Base)、アービトラム(Arbitrum)、アバランチCチェーン(Avalanche Cchain)となっている。
The wait is over. Smart wallets are here. pic.twitter.com/jtXUNu1dq3
— Coinbase Wallet (@CoinbaseWallet) June 5, 2024
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参考:スマートウォレット
images:iStocks/Reuters