バイデンとトランプのミームコインがクラーケンに上場
米大手暗号資産(仮想通貨)取引所のクラーケン(Kraken)が、Jeo Boden(BODEN)およびDoland Tremp(TREMP)の取り扱い開始を6月4日発表した。
11月に行われる大統領選挙を前に、政治的なテーマをもつミームコインが、米国居住者が利用できる暗号資産(仮想通貨)取引所に初めて上場した。
なお、BODENは米国現大統領ジョー・バイデン(Joe Biden)氏をモチーフにしたミームコインで、TREMPは前大統領ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏をモチーフにしたミームコイン。共にソラナ(Solana)ブロックチェーン上に発行されている。
BODENは上場発表前は約0.24ドルだったが、発表をうけ約0.36ドルまで急騰。ただし記事執筆時点(6/6 12:30)では0.2ドルとなっている。
またTREMPは発表前の1.14ドルから1.5ドルまで急騰し、現在は1.35ドルを付けている。
なおクラーケンはBODENおよびTREMPの他、Wen(WEN)、Tensor(TNSR)、Zeus Network(ZEUS)、Nosana(NOS)の取り扱い開始も発表している。
これらすべてのトークンは、クラーケン(販売所)およびクラーケンプロ(取引所)で取引されており、それぞれ米ドル(USD)とユーロ(EUR)の取引ペアに対応している。
It’s a crypto presidential election!
— Kraken Exchange (@krakenfx) June 4, 2024
Trading starts now for
— Kraken Pro (@krakenpro) June 4, 2024
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参考:クラーケン
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