DeNAのBaseオンチェーンゲーム「trivia. tech」、グローバルで配信開始

「trivia. tech」グローバル版が配信開始

DeNA(ディー・エヌ・エー)によるオンチェーンゲーム「trivia.tech(トリビアテック)」のグローバル版が6月6日リリースされた。

なお同ゲームは前回の日本版同様に、Base(ベース)のメインネットでローンチしている。Baseは、米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベース(Coinbase)が開発したイーサリアム(Ethereum)のレイヤー2ブロックチェーンだ。

ただし前回はプレイにあたり、ガス代(トランザクション手数料)はかからず無料で遊べたが、今回はBaseのガストークンであるBase上のイーサリアムのデポジット、0.005ETHが必要となる。

「あたらしい経済」編集部がDeNAに取材したところ、このデポジット量でゲームクリアまでほぼガス代が賄えるとのこと。ただし、クイズの不正解が続くと同デポジット量では足りなくなる可能性もあるという。同社によるとリリース前日5日のアーリーアクセスのプレイヤーは0.005ETH以内でクリアしていたとのことだ。

「trivia.tech」は、マルチプレイヤー型の早押しクイズゲーム。アルファベットと同じ数の26問のweb3に関するクイズが出題され、最も早く正解したプレイヤーだけがNFTを獲得できるといったゲーム内容だ。今年1月15日に日本語バージョンのみが国内向けにリリースされていた。

「trivia.tech」の初回シーズンは、1か月以上の開催期間を設定していたにもかかわらず、ゲームクリアできる制限人数100名をリリース当日に達成し、即日終了となっていた。

関連ニュース

images:iStocks/somchaij

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【11/15話題】DMM CryptoのSeamoon Protocolが中止、FBIがポリマーケットCEO宅を捜索など(音声ニュース)

DMMのweb3事業「Seamoon Protocol」がプロジェクト中止、フランクリン・テンプルトン、「オンチェーン米国政府マネーファンド」をイーサリアムに展開、FBIが「ポリマーケット」CEO宅を家宅捜索、携帯電話や電子機器を押収、英レボリュート、暗号資産取引プラットフォーム「Revolut X」をEU30カ国に拡大、テザー、幅広い資産のトークン化プラットフォーム「Hadron by Tether」提供開始、コインベースがユートピアラボ買収、「Coinbase Wallet」のオンチェーン決済機能拡充へ、イーサL2「リネア」、ガバナンス分散化に向け非営利団体を設立、LINEA発行へ、イーサリアム研究者、コンセンサス層の再設計で「Beam Chain」提案

広告