NTTテクノクロスとビットトレード、「web3ビジネスマッチングプラットフォーム」の共同研究へ

NTTテクノクロスとビットトレードが「web3ビジネスマッチングプラットフォーム」の共同研究

NTTグループのICT(情報通信技術)企業であるNTTテクノクロスと国内暗号資産(仮想通貨)交換業者ビットトレードが、web3技術活用の「ビジネスマッチングプラットフォーム」における事業性の検証および事業発展方針の検討に向け、共同研究を進めることを6月5日発表した。

この共同研究は、これまで実現が難しかったビジネス領域のコラボレーションについて、web3技術の進化に伴うユーザーを介した自律分散的なサービスの活用による実現の検討を両社で進めていくとのこと。

またこの共同研究により、プラットフォームを利用する事業者の事業性や発展性に加え、サービス提供方法を検証・評価するとのことだ。

共同研究では、NTTテクノクロスがプラットフォーム構築・運用に関する検討を、ビットトレードが暗号資産・ステーブルコインの知見提供を行うとのことだ。

これまで両社はweb3アプリ開発に向けた協業検討をするなかで、「地方施設における集客の伸び悩み」「エンターテインメントにおけるコンテンツの更なる利活用」といった旅行業界やエンターテインメント業界が抱える課題を抽出したという。

今回の共同研究では、その課題解決に向けて、両社のweb3技術を活かした「ビジネスマッチングプラットフォーム」の事業性の検証および事業発展方針を検討するとのこと。

また今後両社は、この共同研究による知見をもとに、一部地域社会や事業者との「ビジネスマッチングプラットフォーム」によるパートナーシップをはじめ、経済効果や利用実績などの検証を通じて、実用化を図っていくとのことだ。

関連ニュース

参考:NTTテクノクロス
images:iStocks/a-image

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【11/1話題】イミュータブルがSECからウェルズ通知、アルゼンチンLABITCONFがサトシの正体明かすと告知など(音声ニュース)

イミュータブルが米SECからウェルズ通知受ける、「IMX」証券性の疑いか、アルゼンチンのカンファレンス「LABITCONF」、サトシ・ナカモトが正体明かすと告知、フランクリン・テンプルトン、「オンチェーン米国政府マネーファンド」をイーサL2「Base」に展開、Crypto[.]comがSEC登録ブローカーディーラー買収、米国ユーザーに株式取引機会提供へ、セキュリタイズ、トークン化資産の管理機能統合の「Securitize Fund Services」立ち上げ、米マイクロストラテジー、「21/21プラン」で420億ドル調達を計画、ビットコイン購入資金で、BIS、中国主導の「中銀デジタル通貨」プロジェクトから離脱、Sui対応の携帯型ゲーム機「SuiPlay0X1」、格闘ゲーム『サムライスピリッツR』リリースへ、ヴィタリック、イーサリアム最後のチェックポイント「ザ・スプラージ」解説、バイナンス共同創業者、「Web3が身近な社会実現目指す」と語る。伝統的金融や規制当局と協力の姿勢も=BBW

広告

アルゼンチンのカンファレンス「LABITCONF」、サトシ・ナカモトが正体明かすと告知(有識者コメントあり)

アルゼンチンで11月1日から開催されるビットコイン(Bitcoin)のカンファレンス「LABITCONF(Latin American Bitcoin & Blockchain Conference)」にて、ビットコインの考案者であるサトシ・ナカモトが自身の正体を明らかにすると、同カンファレンスの公式Xよりプレスリリースが出された