DMM Bitcoin で482億円相当のビットコイン不正流出、顧客資産は全額保証

DMMビットコインで不正流出

国内暗号資産(仮想通貨)取引所のDMM Bitcoinで、482億円相当のビットコインが不正流出した。同社の発表によると5月31日13時26分頃に、同社のウォレットからビットコインの不正流出を検知されたとのこと。

流出したのは4,502.9BTCだ。ちなみにDMM Bitcoinは、顧客から預かっているビットコインの全量に関し流出相当分のビットコインをグループ会社からの支援のもと調達を行い、全額保証すると発表している。

現在不正流出への対策はすでに実施されたとのことだが、追加の安全確保を行うため以下のサービスが制限される。

・新規口座開設の審査
・暗号資産の出庫処理
・現物取引の買い注文を停止(売却のみ受け付け)
・レバレッジ取引の新規建玉注文を停止(決済注文のみ受け付け)

また被害状況の詳細については、引き続き調査中とのこと。

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この記事の著者・インタビューイ

設楽悠介

「あたらしい経済」編集長/幻冬舎コンテンツビジネス局局長 幻冬舎でブロックチェーン/暗号資産専門メディア「あたらしい経済」を創刊。同社コンテンツビジネス局で電子書籍事業や新規事業を担当。幻冬舎コミックスの取締役兼務。「Fukuoka Blockchain Alliance」ボードメンバー。福岡県飯塚市新産業創出産学官連携協議会委員。ポッドキャスターとして、Amazon Audible original番組「みんなのメンタールーム」や、SpotifyやAppleにてweb3専門番組「EXODUS」や「あたらしい経済ニュース、ビジネス系番組「二番経営」等を配信中。著書『畳み人という選択』(プレジデント社)。

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