オーケーコインジャパン、アバランチ(AVAX)のステーキングサービス提供へ

オーケーコインジャパンがAVAXのステーキングサービス提供へ

国内暗号資産(仮想通貨)取引所OKCoinJapan(オーケーコイン・ジャパン)が、アバランチ(AVAX)のステーキングサービス提供予定を5月29日発表した。6月3日17:00より同サービス対応銘柄にAVAXが追加されるとのこと。

発表によるとオーケーコイン・ジャパンのAVAXステーキングサービスでは、最大年率5.28%のステーキング報酬が得られるという。同取引所によれば、この数字は発表時点で国内最高年率になるという。

また同サービスでは、ロック期間の制限がない「フレキシブルプラン」と、30日もしくは60日のロック期間がある「定期プラン」がある。それぞれAVAXのステーキング最小申請数量は0.5AVAXとなっている。申請から2~3日後よりステーキング報酬が発生するとのこと。またアンロック期間は3日となっている。

なおAVAXのステーキングによる報酬の推定年率は、フレキシブル1.88%、60日3.88%、90日5.28%となるようだ。ただし、これらの推定年率はステーキング状況によって変更になる場合があるとのことだ。

なおオーケーコインジャパンのステーキングサービスでは、アイオーエスティー(IOST)、トロン(TRX)、パレットトークン(PLT)、ジリカ(ZIL)、テゾス(XTZ)、アスター(ASTR)、スイ(Sui)、アプトス(APT)、ソラナ(SOL)の9銘柄を提供しており、AVAXは10銘柄目のサポートとなる。

ステーキングとは、「バリデーター」と呼ばれるユーザーが、対象となる暗号資産を一定量保有(ロック)することで取引記録のブロック生成プロセスに参加し、報酬を得る行為のこと。暗号資産取引所が提供するステーキングサービスは、ユーザーからトークンをプールに集め、ネットワークにまとめて預け入れる形式をとる。そのためユーザーはステーキング参加に本来必要な暗号資産保有量を持たなくとも、少額でステーキング報酬が得られる。

なおステーキングは、コンセンサスアルゴリズムの「PoS(プルーフ・オブ・ステーク)」を採用するブロックチェーンで実行が可能となっている。コンセンサスアルゴリズムとは、暗号資産のブロックを追加する際の合意形成のアルゴリズムである。

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参考:オーケーコイン・ジャパン
images:iStocks/Rawpixel

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。