スラッシュが「Slash Vプリカ SHOP」開始、暗号資産でVプリカ購入可能に

スラッシュが「Slash Vプリカ SHOP」開始

暗号資産(仮想通貨)決済「スラッシュペイメント(Slash Payment)」提供のスラッシュフィンテックリミテッド(Slash Fintech Limited)が、「Slash Vプリカ SHOP」の運営開始を5月17日発表した。

同サービスにより、「スラッシュペイメント」による暗号資産決済で、「Vプリカギフト」が購入が可能になった。なお「Vプリカギフト」は、ライフカード発行のVisaプリペイドカード(Vプリカ)だ。Vプリカは、インターネット上のVisa加盟店なら、世界中どこでもクレジットカードと同じように利用ができる。またアカウント登録すればリアルカードも発行でき、実店舗でも使えるようになるという。

なお「Slash Vプリカ SHOP」で購入できるVプリカギフトは、メールやSMSで送れる「コードタイプ」のデジタルギフト。余った残高については、Vプリカアカウントを登録し、残高移行(加算)することで利用可能になるとのことだ。

「スラッシュペイメント」では、マントルネットワーク(Mantle Network)、BNBチェーン(BSC:BNB Smart Chain)、Polygon PoS(ポリゴンPoS)、アバランチ(Avalanche)のCチェーン、アスターネットワーク(Astar Network)、アービトラムワン(Arbitrum One)、OPメインネット(OP Mainnet)、オアシス(Oasys)、イーサリアム(Ethereum)の9ブロックチェーンに対応している。

「Slash Vプリカ SHOP」では、同9チェーン上のステーブルコインやネイティブトークン、暗号資産にて「Vプリカギフト」の購入が可能だ。なお同サービスからは1万円分のVプリカから購入できるとのこと。

また今回の「Slash Vプリカ SHOP」運営開始にあたり同社では、実際に「スラッシュペイメント」で「Vプリカギフト」を1万円分以上購入したユーザーに対し、「Slash x Vプリカ Genesis NFT(SBT)」をプレゼントするキャンペーンを開催するという。同キャンペーンは6月末に終了する予定とのことだ。

同サービス提供にあたりスラッシュフィンテックリミテッドは、ライフカードとの業務提携を4月22日に発表していた。

また同社は今回の取り組みについて、「このように暗号資産を決済手段として利用できるインフラが整備されることで、デジタルな価値の移動がなめらかになり、クリプトと従来的なビジネスが統合された新しいエコシステムの創出が期待されます」とコメントしている。

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images:iStocks/gazanfer・sumkinna

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。