メタプラネットがビットコイン追加購入
東証スタンダード上場企業のメタプラネットが、ビットコインの追加購入完了を5月10日発表した。
同社の発表によると追加購入したビットコインは19.8698BTC。先日の発表どおり総額2億円で購入したという。なお1BTCあたりの平均購入価格は10,065,548円とのことだ。
これにより同社のビットコイン合計保有数は117.7217BTCになったとのこと。購入総額は12億円で1BTCあたり10,193,536円で購入したとのこと。
なお記事執筆時点で1BTCの価格は、9,782,319.26円となっている(2024.5.10 15:00コインマーケットキャップ調べ)。
メタプラネットは先月4月8日、資金管理戦略の一環として、ビットコイン(BTC)を購入することを発表。新株予約権の行使により調達する約9.35億円の資金ほとんどをBTCの購入に充て、保管する予定だとしていた。
そして4月22日には予告通りに10億円分のビットコインの購入が実施されていた。
さらにメタプラネットは、4月23日に2億円分のビットコインを追加購入すると発表。この予告通り同社は今回ビットコインを購入した。
なお同社がBTCを自己資産に組み入れることを決定したのは、「インフレヘッジ、同通貨がマクロ経済回復から受ける恩恵、そして長期的な資本価値向上の基盤としての可能性を多面的に理解したため」であると発表されている。
またBTCについては「ビットコインはボラティリティが高い通貨との側面がありますが、長期的に見た場合には価値が恒常的に上昇しており、長期保有に適していると考えております」とも同社は伝えている。
その他にも同社は、今回のBTCへのエクスポージャーシフトについて、「新たな戦略的投資家の出資によって後押しされ、強化されていく」と述べている。
なお「あたらしい経済」編集部は先日、メタプラネットへビットコインの購入先について取材した。
同社による返答は「現状は非公開ですが、開示予定はあります。開示可能になりましたら、近日中にお知らせします」とのことだった。
現状において購入先についてはまだ公開されていない。
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参考:メタプラネット
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