バイナンスローンチプールがNOT取扱開始へ
大手海外暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、同社提供の「バイナンスローンチプール(Binance Launchpool)」における暗号資産ノットコイン:Notcoin(NOT)の取り扱い開始を5月10日発表した。
ノットコインは、メッセージングアプリのテレグラム(Telegram)上で獲得できるゲーム内通貨だ。このゲーム内通貨は、テレグラム開発のオープンネットワーク(The Open Network:TON)上でエアドロップ(配布)されるコミュニティトークンNOTと交換できるとのこと。なお現在はテレグラム上でのノットコイン獲得は終了している。
「バイナンスローンチプール」ではユーザーが、BNBもしくはFDUSDを個別のプールにステーキングすることでNOTを獲得できる仕組みになっている。NOTは5月13日00:00(UTC)から3日間にわたって取り扱われるとのこと。
なお今回のNOTによる「バイナンスローンチプール」では、同トークン総供給量102,719,221,714NOTのうち3%となる3,081,576,651NOTが報酬対象になるようだ。
また同サービスでのBNBステーキングの場合、報酬総額の85%となる2,619,340,153NOTが報酬対象。FDUSDの場合は、報酬総額の15%となる462,236,497NOTが報酬対象になるという。なおユーザーに分配される報酬は、ユーザーがステーキングしたトークン数によって異なるようだ。
そしてバイナンスでは流動性条件が満たされ次第、取引所において5月16日12:00(UTC)よりNOTの取り扱いを開始するとのこと。取引ペアについてはNOT/BTC、NOT/USDT、NOT/BNB、NOT/FDUSD、NOT/TRYとなっている。
なおNOTは、バイナンスではシードタグ銘柄として取り扱われる。シードタグは他の上場しているトークンと比較して高いボラティリティとリスクの可能性を持つトークンを示すものとなる。
バイナンスローンチプールとは
「バイナンスローンチプール」は、ユーザーがBNBなどの特定のトークンを対象プロジェクトのプールにステーキングすることで、暗号資産プロジェクトが発行するネイティブトークンを獲得できるサービスだ。プロジェクト側は同プラットフォームの利用により、バイナンスにトークン上場ができる仕組みとなっている。
なおトークンセールを行うIEOプラットフォームの「バイナンスローンチパッド(Binance Launchpad)」とは異なり、トークンをステーキングすることでプロジェクトのトークンが獲得できるのが特徴だ。
「バイナンスローンチプール」に参加する為には、ユーザーはBinance.comアカウントと、0.1以上のBNBまたはプール内でサポートされているトークンが必要となっている。
なお「バイナンスローンチプール」におけるNOTの取り扱いは54番目のプロジェクトとなっており、53番目のプロジェクトは暗号資産オムニネットワーク:Omni Network(OMNI)だった。
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参考:バイナンス
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