コロンビア大手銀行が取引所立ち上げ
コロンビア共和国の大手商業銀行バンコロンビアグループ(Bancolombia Grupo)が、暗号資産(仮想通貨)取引所「ウェニア(Wenia)」を立ち上げた。フォーブス(Forbes)が5月2日報じた。
報道によるとバンコロンビアグループは、暗号資産市場への参入に向け新会社となるウェニア社を設立。同社で「ウェニア」を運営しているとのこと。
なおウェニア社は、英国海外領土バミューダ諸島で設立されており、バミューダ金融庁(BMA)より暗号資産事業ライセンスを取得して「ウェニア」を運営しているとのことだ。
ユーザーは「ウェニア」 で暗号資産を売買・変換・送受信でき、現在ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ポリゴン(MATIC)、USDC、COPWを取引できるとのこと。なおCOPWは、コロンビア・ペソ(COP)と1:1の割合でペッグ(維持/固定)したステーブルコインとのこと。
「ウェニア」 はApp Store及びAndroidアプリストアでダウンロード可能とのことだ。
バンコロンビアは2021年12月に同行の一部顧客を対象に、米暗号資産取引所「ジェミナイ(Gemini)」を通じた暗号資産取引サービスを提供している。
なおこの取り組みは、コロンビア金融規制機関のSFC(Superintendencia Financiera de Colombia)が実施する1年間のパイロットプログラムの一環で行われた。