レイヤーゼロがスナップショット実施
オムニチェーンプロトコル「LayerZero(レイヤーゼロ)」が、5月1日23:59:59(日本時間5月2日8:59)にスナップショットを実施した。同プロトコルの開発を主導するLayerZero Labs(レイヤーゼロラボ)の公式Xアカウントが発表した。
同アカウントからは「詳細については近日公開予定です」と述べられている。
なおレイヤーゼロラボは昨年12月、同プロトコルのネイティブトークン「LayerZero token」の存在と、同トークンのエアドロップを2024年前半に実施することを明言していた。
「レイヤーゼロ」は「オムニチェーン相互運用プロトコル(Omnichain’ Protocol)」により相互運用性を可能にし、無数のブロックチェーン間でシームレスなクロスチェーンメッセージングを促進するインフラを提供している。「レイヤーゼロ」を利用することで開発者は、クロスチェーンのやり取りを行う仲介者を必要とせずに、複数のブロックチェーンにまたがるプロジェクトを構築できる。
レイヤーゼロラボは昨年4月、シリーズBラウンドで1.2億ドル(当時約157.8億円)を調達。30億ドルの評価額がつけられた。
このラウンドには、a16z crypto、BOND、Christie’s、Circle Ventures、OKX Ventures、OpenSea Ventures、Samsung Next、Sequoia Capitalなどの33の投資家が出資参加していた。
More information coming soon. pic.twitter.com/NyMpJFVg9S
— LayerZero Labs (@LayerZero_Labs) May 2, 2024
関連ニュース
- レイヤーゼロ、ネイティブトークン「ZRO」のエアドロップ実施へ
- LayerZero、リド「wstETH」のイーサリアム・アバランチ・BNBチェーン・スクロールへのブリッジ実装
- LayerZero、イーサL2「zkSync Era」をサポート
- LayerZero、シリーズBで約158億円の資金調達を完了。評価額は3倍に
- 「レイヤーゼロ」にグーグルクラウド・オラクル導入、チェーン間の全メッセージングが検証可能に
images:iStocks/namaki