米決済ストライプ、「USDC支払い」今夏から導入へ

ストライプがUSDC払い導入へ

決済インフラ提供の米ストライプ(Stripe)が、米ドルステーブルコイン「USD Coin(USDC)」での決済を今夏に導入する予定だ。ストライプの共同創業者ジョン・コリソン(John Collison)氏が自身のXアカウントにて4月25日発表している。

これによりストライプを使用してオンラインでの支払いを受け入れる企業は、顧客が「USDC」で支払うオプションをストライプに追加できるようになるという。

コリソン氏のXの投稿によると、サポート対象のウォレットは主にメタマスク(Metamask)・コインベースウォレット(Coinbase Wallet)・ファントム(Phantom)とのこと。

また決済に利用できる「USDC」は、イーサリアム(Ethereum)とソラナ(Solana)上のネイティブトークンとなるようだ。なおポリゴン(Polygon)上の「USDC」にも対応すると一部では報道されている。

コリソン氏の決済実演の動画を確認すると、「USDC」決済を実行するには対象トークンのネットワークのガス代(取引手数料)がかかるようだ。

なおストライプは2014年に大手決済会社として初めてビットコイン決済のサポートを開始した。しかしその後2018年に同サービスのサポートを終了していた。サポート終了について同社は、価格変動や手数料、トランザクションの確認時間の増加により、ビットコインが交換手段よりも資産として適したものになった為と説明していた。

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参考:ストライプ
images:iStocks/Vit_Mar

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。