マルジェラが「足袋シューズNFT」販売開始、The Fabricantと共同で

メゾンマルジェラが足袋シューズNFT販売

仏パリ発のファッションブランド「メゾンマルジェラ(Maison Margiela)」が、同社のアイコンであるタビ(足袋)シューズをNFTコレクションにした「メタタビNFT(MetaTABI NFT)」の販売開始を4月17日発表した。

「メタタビNFT」は、オランダのデジタルファッションハウス「ザ・ファブリカント(The Fabricant)」との共同プロジェクトとのこと。同NFTは、「メゾンマルジェラ」が今後展開する全てのWeb3プロジェクトに優先的にアクセスできるミントパスとして機能するという。

ミントパス所有者は、「メゾンマルジェラ」提供の限定フィジタル(フィジカルとデジタルの造語)製品や、AR・ゲームと連携したバーチャル体験、様々なコラボレーションパートナーシップなどにアクセスできるとのこと。

発表によると「メタタビNFT」は、メタバースでアバタープラットフォームを提供する「レディ・プレイヤー・ミー(Ready Player Me)」とNFTゲーム提供の「ザ・サンドボックス(The Sandbox)」上のアバターに着用させられるとのことだ。

なお「メタタビNFT」は、15点で構成されるティア1の 「メタタビホワイト(MetaTABI White)」と1,500点で構成されるティア2の「メタタビブラック(MetaTABI Black)」といった2つのNFTコレクションで展開されている。同NFTの先行販売は日本時間で今月17日午前2時に開始され、一般販売は17日午後4時に開始された。

ちなみに「メタタビホワイト」の販売価格は日本円で約119万円(7,700USD/2.5ETH)で、「メタタビブラック」の販売価格は約8万6,000円(560USD/0.185ETH)とのこと。

なお「メタタビホワイト」及び「メタタビブラック」は、一般販売にて記事執筆時点(4/22 16:30)で購入が可能である。

「メゾンマルジェラ」は昨年10月にNFTを活用したミント(発行/鋳造)ゲームプロジェクトを展開している。ミントサイトでは各NFTの発行時に60秒のタイマーが設定されており、NFTがミントされる度にタイマーはリセットされ、それぞれのNFTは時間内に11個のみ無料でミントできる仕組みだ。

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参考:MetaTABI NFT
images:iStocks/noLimit46

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

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