アニモカジャパンがNFTローンチパッドを今夏提供へ、プロジェクトの募集も

今夏に提供開始予定

アニモカブランズジャパン(Animoca Brands Japan)が、NFTローンチパッドを今年夏に提供開始すると4月12日発表した。

NFTローンチパッドは、プロジェクトやクリエイター等が発行するNFTの販売機会を提供するプラットフォームだ。アニモカブランズジャパン提供のNFTローンチパッドでは、同社が選定するプロジェクトへNFT販売の場を提供するだけでなく、販売戦略やマーケティングなど多角的支援が受けられるとのこと。

同NFTローンチパッドの対応チェーンは、イーサリアム(Ethereum)とポリゴン(Polygon)。トークン規格はERC-721で、決済方法は、クレジットカードと暗号資産に対応するという。販売方法は、抽選販売、先着順販売、Allow List(優先購入権)を利用した販売、リビール有無等柔軟に対応予定とのことだ。

また今回の発表と併せてアニモカブランズジャパンは、NFTローンチパッドでNFTの販売を希望するプロジェクトの募集も開始している。

なお同NFTローンチパッドの名称は後日発表予定であり、今後の情報はアニモカブランズジャパンの公式Xから確認できるとのことだ。

アニモカブランズジャパンは、アニモカブランズの戦略的子会社として2021年10月に設立された。また同社は日本の知財やコンテンツ(IP)ホルダーのweb3に関する世界展開を支援する目的で設立されている。

アニモカブランズジャパンは2022年8月、三菱UFJ銀行とアニモカブランズ(Animoca Brands Corporation Limited)から61.5億円の資金調達を行ったことを発表。これによりアニモカブランズジャパンの企業評価額は5億ドル(約683億円)となっている。

今年3月にはKDDIとWeb3分野で事業連携することが発表されている。

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images:iStock/Arkadiusz-Warguła

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この記事の著者・インタビューイ

髙橋知里

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者