メタマスクでエアドロップ資格が確認可能に、「NFT提案機能」も実装

ユーザビリティ向上へ

web3ウォレットのメタマスク(MetaMask)が、オンチェーンAPI提供のデイライト(Daylight)と提携し、ユーザーがエアドロップの適格性を確認できるサービス提供を始めたことを4月10日発表した。

これによりユーザーは、ウォレット内でエアドロップに関する資格を確認できるようになった。

具体的にはメタマスクポートフォリオの「Explore」ページの「Eligible Airdrops」から確認することができる。

また、ユーザー情報を基におすすめのNFTが提案される機能も追加された。

具体的には、ユーザーがアローリストに登録されているかや関連したトークンを持っているかなどの情報を基に、過去にミントしたNFTのクリエイターによるNFTやフォローしているインフルエンサーが関わるNFTなどが「Trending NFT Mints」に表示されるという。

なお同機能は、マルチチェーン対応しており、イーサリアム(Ethereum)、オプティミズム(Optimism)、アービトラム(Arbitrum)、ベース(Base)、ゾラ(Zora)、ポリゴン(Polygon)でサポートされている。

メタマスクへは2月、オンランプ(法定通貨を暗号資産に変換すること)機能「ロビンフッドコネクト(Robinhood Connect)」が統合され、メタマスク内から「ロビンフッドコネクト」を通じて暗号資産の購入が可能になっている。

また同月、暗号資産の保護機能「セキュリティアラート(Security Alerts)」が、イーサリアムの他にリネア(Linea)、BNBチェーン(BNB chain)、ポリゴン(Polygon)、アービトラム(Arbitrum)、オプティミズム(Optimism)、アバランチ(Avalanche)で利用可能になったことも発表されている。

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images:iStock/PerlaStudio・artacet

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この記事の著者・インタビューイ

髙橋知里

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者