中国資産運用会社の香港子会社が「ビットコイン現物ETF」申請

南方基金らもビットコイン現物ETF申請進める

中国大手資産運用会社ハーベストファンド香港(Harvest Fund)が、現物ビットコインETFの提供について規制当局に申請したようだ。現地メディア証券時報が4月8日報じている。

報道によればハーベストファンドの他、中国最大手の資産管理会社の南方基金などがビットコイン現物ETFの申請を行っているという。

ハーベストファンドの関係者の話によれば、同社は現在、香港証券先物委員会(SFC)の承認を待っている段階だという。

同社がビットコイン現物ETFの申請書を提出したことは、今年1月に報じられていた。

また南方基金はすでに香港でビットコイン先物ETFとイーサリアム先物ETFを提供しており、現在ビットコイン現物ETFの提供に向けて歩みを進めている状況だ。

アジアの暗号資産ハブを目指す香港は昨年12月、暗号資産現物ETFを受け入れる準備が整ったことを表明している。

なお香港では現在、先物ベースの暗号資産ETFが認められている。「CSOPビットコインフューチャーズETF(CSOP Bitcoin Futures ETF)」と「CSOPイーサフューチャーズETF(CSOP Ether Futures ETF)」、そして「サムスンビットコインフューチャーズ(Samsung Bitcoin Futures)」の3銘柄が上場している。

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参考:証券時報
images:iStocks/Alex-Sholom・LongQuattro

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この記事の著者・インタビューイ

髙橋知里

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者