ブータン王国がビットコイン(BTC)のマイニング能力を6倍へ、半減期の影響に向け

ブータン王国がBTCマイニング能力を6倍へ

ブータン王国の王立政府投資部門「DHI(Druk Holding & Investments)」が、暗号資産(仮想通貨)マイニングプラットフォーム「ビットディア(BitDeer)」と提携し、ビットコイン(BTC)のマイニング能力を6倍に増やすようだ。ブルームバーグが4月5日報じた。

報道によるとブータン王国は、2025年にビットコインのマイニング能力を100メガワットから600メガワットに拡大する予定とのこと。これに向け「DHI」は、マイニングに使用する電力を6倍にする為に最先端のハードウェア導入に投資していくという。

なおこの動きについて「DHI」は、4月20日ごろに発生予定のビットコイン半減期の影響を相殺する為としている。

ブータン王国は、ビットコインのマイニングを2019年より行っていることが現地メディア「The Bhutanese」の報道によって、昨年4月に明されている。

同国はヒマラヤ山脈に国土が位置する為、比較的気温の低い峠や山を保有しており、マイニングに利用する機器の冷却に消費する電力も少なくて済むとされている。

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参考:ブルームバーグ
images:iStocks/LongQuattro・Samuil_Levich

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一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。