米クラーケン、機関投資家向けのカストディサービス提供開始

クラーケンが機関投資家向けのカストディサービス

米大手暗号資産(仮想通貨)取引所クラーケン(Kraken)の機関投資家向けブランドのクラーケン・インスティテューショナル(Kraken Institutional)」から、機関投資家向けの暗号資産カストディソリューションが提供開始された。クラーケンが3月20日に発表している。

発表によると同ソリューションは、米ワイオミング州認定の銀行であるクラーケン・フィナンシャル(Kraken Financial)が運用するようだ。なお同行は機関投資家向けにデジタル資産のカストディと預金口座を提供する認可を受けているとのこと。そのためクラーケン・インスティテューショナルは、同ソリューションのサービスプロバイダーとなる。

クラーケン・インスティテューショナルの責任者であるティム・オギルビー(Tim Ogilvie)氏は「カストディは常に機関投資家のクリプト空間にとって不可欠であり、最近のビットコインETFの成功は、より広範な適格なカストディアンの必要性を強調しています」とコメントしている。

クラーケン・インスティチューショナルは、クラーケンの既存商品であるスポット取引、OTC取引、ステーキングやサービスと、機関投資家向けに特別な調整を施した暗号資産取引、投資、保管サービスをまとめて提供するブランドだという。対象となるのは機関投資家、資産運用会社、ヘッジファンド、富裕層個人である。

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参考:クラーケン
images:iStocks/RAPEEPON-BOONSONGSUWAN・dalebor

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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