米マイクロストラテジーがビットコイン追加購入、合計保有数が総供給量の1%に

マイクロストラデジーがビットコイン追加購入

企業としてビットコイン(BTC)の購入を積極的に進めている米ナスダック上場企業マイクロストラテジー(MicroStrategy)が、新たにBTCを追加購入したことを3月19日発表した。

今回マイクロストラテジーは、3月11日から3月18日までの間に約9,245BTCを約6億2,300万ドル(約940億円)で購入。手数料と経費を含む1BTCあたりの取得額は約67,382ドル(約1,015万円)となっている。

なお同社が前回BTCを追加購入したのは2月26日から3月10日。約12,000BTCを約8億2,170万ドル(約1,210億円)で購入していた。

発表によるとマイクロストラテジーでは3月19日現在、合計で約214,246BTCを保有しているとのこと。取得額は約75億3,000万ドル(約1兆1,360億円)となっており、1BTCあたりの取得額は約35,160ドル(約530万円)とのことだ。

ちなみにマイクロストラデジーは今回の追加購入で、ビットコインの総供給量2,100万BTCの1%以上を保有することになった。

なお今回のビットコイン追加購入には、3月18日に私募を完了した転換社債の販売収益が利用されている。この転換社債の販売によりマイクロストラデジーは約5億9,230万ドルを集めたという。なお今回はこの収益と余剰資金3,070万ドルがビットコイン追加購入に利用されている。

なおマイクロストラデジーは3月5日にも転換社債の販売収益によってビットコインを追加購入している。

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参考:マイクロストラデジー
images:Reuters

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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