現物ビットコインETF、1日での純流入額が過去最高値となる10億ドルを突破

過去最高の純流入額を記録

3月12日の現物ビットコイン(BTC)ETF(上場投資信託)の純流入額が、10億ドル(約1479億円)を超えた。ビットメックスリサーチ(BitMEX Research)のデータにて確認できる。

なお現物ビットコインETFの純流入額が1日で10億ドルを超えるのは過去最高の数値となる。

データでは、ブラックロックの現物ビットコインETF「iシェアーズ・ビットコイン・トラスト(iShares Bitcoin Trust:IBIT)」が8億4900万ドル(約1322億円)の資金流入を記録、次点でアークと21シェアーズの「アーク21シェアーズ・ビットコインETF(ARK 21Shares Bitcoin ETF:ARKB)」が9300万ドル(約137億円)の資金流入となった。

提供開始となった1月11日以降の現物ビットコインETFの純流入総額は、111億ドル(約1.6兆円)となっている。

K33リサーチ(K33 Research)のシニアアナリストのヴェトル・ルンデ(Vetle Lunde)氏によれば、全世界で、投資ビークルによるビットコインの運用は約106万ビットコイン(約776億ドル)を超えたようだ。

同氏は3月13日のXにて「3月12日、BTC投資ビークルへの純流入額が過去2番目に多かった。16,979BTCが1日で吸収された。昨日は欧州を除く全地域に純流入。BTC投資ビークルは現在1,068,683BTCを運用している」と報告している。

関連ニュース

images:iStocks/ivanmollov・LongQuattro

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

髙橋知里

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者

合わせて読みたい記事

【11/21話題】ビットコイン9万6000ドル突破、ホワイトハウス初の暗号資産ポスト新設検討かなど(音声ニュース)

ビットコイン9万6000ドル突破、トランプの政策に期待、トランプ陣営、ホワイトハウス初の暗号資産ポスト新設を検討か=報道、アスター、新ロードマップ「Astar Evolution Phase 1.5」発表、ASTRがオプティミズムスーパーチェーン進出へ、オンチェーン分析のArkham、米国で暗号資産の現物取引所立ち上げへ、コインベースウォレットが「USDC Rewards」導入、保有だけでAPY4.7%、韓国最大の野党、暗号資産課税の免除額引き上げの改正案を提出=報道、FTX元幹部ゲイリー・ワン、暗号資産詐欺事件で実刑を免れる、韓国大手の暗号資産取引所Upbit、「ジャスミーコイン(JASMY)」取り扱い、コインベースにミームコイン「Floki(FLOKI)」上場へ、ジェミナイ、フランスで正式にサービス展開、ビットフィネックス証券、エルサルバドルで「トークン化米国債券」提供へ、21シェアーズ、「Ethereum Core ETP」にステーキング機能追加、EVM互換のL1ブロックチェーン「Monad」、テストネットを段階的に公開へ、1SECと丸井グループが資本提携、ブロックチェーン活用の新しいファンエンゲージメントモデル構築で

広告