Crypto. com、ラテンアメリカ最大の投資銀行「BTG Pactual」と提携

クリプトドットコムがBTG Pactualと提携

海外大手暗号資産(仮想通貨)取引所クリプトドットコム(Crypto.com)が、ラテンアメリカ最大の投資銀行である BTGパクチュアル(BTG Pactual)との戦略的契約の締結を2月27日発表した。

これにより両社は、暗号資産を活用した銀行サービスを推進していくとのこと。

これに際して両社は最初の取り組みとして、BTGグループ発行の独自ステーブルコイン「BTG DOL」をクリプトドットコムへ上場させるとのこと。なお「BTG DOL」は米ドル(USD)と1:1の価値をペッグ(固定/維持)したステーブルコイン。昨年4月にローンチしたという。

両社は、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの主要暗号資産と取引するための効率的なペア資産として「BTG DOL」を促進するとのこと。

クリプトドットコムは2022年にブラジル中央銀行から決済機関ライセンス(EMI)を取得。2021年にはクリプトドットコムのVisaカードを同国にて提供開始していた。

関連ニュース

参考:クリプトドットコム
images:iStocks/pgraphis

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

合わせて読みたい記事

【11/1話題】イミュータブルがSECからウェルズ通知、アルゼンチンLABITCONFがサトシの正体明かすと告知など(音声ニュース)

イミュータブルが米SECからウェルズ通知受ける、「IMX」証券性の疑いか、アルゼンチンのカンファレンス「LABITCONF」、サトシ・ナカモトが正体明かすと告知、フランクリン・テンプルトン、「オンチェーン米国政府マネーファンド」をイーサL2「Base」に展開、Crypto[.]comがSEC登録ブローカーディーラー買収、米国ユーザーに株式取引機会提供へ、セキュリタイズ、トークン化資産の管理機能統合の「Securitize Fund Services」立ち上げ、米マイクロストラテジー、「21/21プラン」で420億ドル調達を計画、ビットコイン購入資金で、BIS、中国主導の「中銀デジタル通貨」プロジェクトから離脱、Sui対応の携帯型ゲーム機「SuiPlay0X1」、格闘ゲーム『サムライスピリッツR』リリースへ、ヴィタリック、イーサリアム最後のチェックポイント「ザ・スプラージ」解説、バイナンス共同創業者、「Web3が身近な社会実現目指す」と語る。伝統的金融や規制当局と協力の姿勢も=BBW

広告

アルゼンチンのカンファレンス「LABITCONF」、サトシ・ナカモトが正体明かすと告知(有識者コメントあり)

アルゼンチンで11月1日から開催されるビットコイン(Bitcoin)のカンファレンス「LABITCONF(Latin American Bitcoin & Blockchain Conference)」にて、ビットコインの考案者であるサトシ・ナカモトが自身の正体を明らかにすると、同カンファレンスの公式Xよりプレスリリースが出された