マイクロソフトがERC721のデジタルグッズ「Azure Heroes」を開発、中国が世界一ブロックチェーン技術を証券化に適応、コントラクトサーヴァントプレセール開始へなどのブロックチェーン・仮想通貨ニュース解説

ラジオ「あたらしい経済ニュース」では、ブロックチェーン・仮想通貨・トークンエコノミーについての最新ニュースの解説を編集部メンバーが平日毎日ラジオ音声でお届けします。またニュースの要点をまとめたトピックスも掲載していますので、ぜひとも1日のニュースのチェックにご活用ください(ラジオの再生はページ下部参照)。

マイクロソフトがERC721ベースのデジタルグッズ「Azure Heroes」を開発

・マイクロソフトがAzure利用者向けのデジタルグッズ「Azure Heroes」をERC721ベースでEnginと開発したことが明らかになった

・Microsoftの目的は、開発者がAzureで学び、サービスを構築し、Azureコミュニティ内で健全な行動を促進すること

・Azure Heroesは、Azure内でコーチング、デモの作成、サンプルコードの構築、Azureに関するブログ、特定の課題の完了など、検証可能な影響行為に対して、開発者に付与される

・注意点として、独自のトランザクションハッシュが不足しているため、安全にAzure Heroesを保存するためには独自のブロックチェーンウォレットが必要となると伝えている

中国が世界で一番ブロックチェーン技術を証券化に適応していると、Fitch Ratingsが明らかに

・中国が世界で一番ブロックチェーン技術を証券化に適用していると、アメリカのコンサルファームFiitch Ratingsのレポートが報じた

・実際に証券化のプロセスの一部をブロックチェーン技術を使用した例は、中国国内で8つある。そのうち7つはプライベートチェーンで取引をされたので、どのチェーンを利用したか明らかになっていない。しかし、残りの1つは中国人民銀行が独自のブロックチェーンであるJucai Chainを使用して93億元の住宅ローン担保証券を発行していることが明らかになっている

・中国でブロックチェーンを用いた証券化を行う際、政府、中国人民銀行に許可されたブロックチェーンを使用しなければならない

・このブロックチェーンでは、各当事者の役割と承認に基づいて、売手と買手を引き合わせるマッチング情報、返済データへのアクセス権が取引当事者に提供される。これまでのところ、この技術は主に資産データとキャッシュフローの記録と検証に使用されている そして、一部の取引では、スマートコントラクトに書かれた適格基準に従って、証券化のために資産が選択される仕様になっている

ビットフライヤーユーロでクレジットカードを使って仮想通貨が購入可能に

・欧州の仮想通貨取引所bitFlyer Europeが、クレジットカードなどで仮想通貨を購入できる機能「Instant Buy」を追加したことを発表 ・「Instant Buy」では、Visa、Masterのクレジットカードとデビットカードの他、現地の決済手段Sofort、iDeal、GiroPayの利用で仮想通貨の購入が可能である

・TheBlockの報道によると、同機能の追加はドイツ決済企業のWirecard社の協力によって行われ、クレジットカードを利用した場合の取引手数料については、1取引につき1.95%プラス0.25ユーロ(約30円)、他の支払い方法だと1.95%プラス0.30ユーロ(約36円)だと、BitFlyer EuropeのCOOであるAndy Bryant氏がコメントをしたとのことだ

・bitFlyer Europeでは現在、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアムクラシック(ETC)、ライトコイン(LTC)、リスク(LSK)、モナコイン(MONA)の7銘柄の取引が可能で、10月21日に同取引所のモバイルアプリ(iOS、Android)がリリースされている

ブロックチェーントレーディングカードゲーム「コントラクトサーヴァント」のプレセール開始が12月18日に決定

・アクセルマーク株式会社が、同社が現在開発中のブロックチェーントレーディングカードゲーム「コントラクトサーヴァント –CARD GAME-」(略称:コンサヴァ)のプレセールを12月18日に開始することを発表

・また、プレセール開始2日前となる12月16日には、ゲーム機能を一部先行公開し、バトルやデッキ編成などが楽しめるプレサービスリリースを行うことも併せて発表された

・プレサービスリリース時に公開を予定する機能として、チュートリアルタワー、バトル、ランキングイベントや報酬に影響がないフリーバトルなどとなっている

・プレセールの期間については、12月18日15:00〜12月27日15:00までとなっており、販売方式は時間経過型ダッチオークションで、決済はイーサリアム(ETH)で行われるとのこと

・また同プレセールでは、リミテッド レジェンダリー サーヴァント 3種、リミテッド エピック サーヴァント 4種、リミテッド レア サーヴァント 5種が販売され、プレセールでサーヴァントを購入すると抽選でリミテッド エピック サーヴァント 1種が当たるとのこと

 

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(images:iStock / artsstock)

この記事の著者・インタビューイ

あたらしい経済 編集部

「あたらしい経済」 はブロックチェーン、暗号通貨などweb3特化した、幻冬舎が運営する2018年創刊のメディアです。出版社だからこその取材力と編集クオリティで、ニュースやインタビュー・コラムなどのテキスト記事に加え、ポッドキャストやYouTube、イベント、書籍出版など様々な情報発信をしています。また企業向けにWeb3に関するコンサルティングや、社内研修、コンテンツ制作サポートなども提供。さらに企業向けコミュニティ「Web3 Business Hub」の運営(Kudasaiと共同運営)しています。 これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。

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