米コインベース、ビットコイン保有量が100万BTC突破=アーカム

コインベースのビットコイン保有量が100万BTCに

暗号資産(仮想通貨)取引所等を運営する米コインベース(Coinbase)のビットコイン保有量が100万BTCを超えた。

オンチェーン情報を追跡するためのインテリジェンスプラットフォーム「アーカム(Arkham)」が特定したコインベースのデータによると、同取引所の現在のビットコイン保有量は約100万3,000BTC。その価値は520億ドル(約7.8兆円)になる。

また100万BTCという保有量は、ビットコインの発明者であるサトシ・ナカモトのものとされるアドレスが保有する約100万BTCと同等なものとなる。

アーカムが昨年9月にコインベースの保有資産を特定した段階では、同取引所のビットコイン保有量は947,108BTCだった。

現時点で確認されている中では、コインベースが世界の事業体として最大の保有数になるとのこと。ちなみに保有量2位となるバイナンス(Binance)は、約248,597BTCを保有している。

アーカムによるとコインベースのBTC保有量は、同取引所が使用している3,600万以上のBTC預け入れ(ユーザー)アドレスやコールドウォレットを特定し、解析したものであるという。またコインベースの直近の財務状況から、同社はその他にもBTCを保有している可能性が高いとアーカムは昨年9月に述べていた。

またコインベースCEOのブライアン・アームストロング(Brian Armstrong)氏によると同社は、米国におけるビットコイン現物ETF発行者11社のうち、8社のBTCのカストディを担っているとのこと。同社は約370億ドルのビットコインETFの資産のうち90%を管理しているとのことだ。

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参考:アーカム
images:iStocks/Nature

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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