ソラナ(SOL)の時価総額が4位に浮上、BNBを抜き

SOLの時価総額が4位に

ソラナ(SOL)の時価総額が、ビルドアンドビルド(BNB)の時価総額を抜き、全暗号資産(仮想通貨)の中で第4位となった。

コインマーケットキャップによると記事執筆時点(2/14 14:50)でSOLの時価総額は、493億ドル(約7.4兆円)を超えている。

なおBNBの時価総額は、約488億ドル(約7.3兆円)となっている。

SOLは昨年12月下旬に、時価総額が約337億ドル(約5.7兆円)に達し、リップル(XRP)を抜いて第5位の暗号資産となっていた。

ソラナは2月6日(世界協定時)に約5時間ネットワークが停止したが、それに影響なく時価総額が伸びている状況だ。

24時間の取引高についても、USDT・USDC・FDUSDといったステーブルコインを除くと、ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)に次ぐ額になっている。なお現在のSOLの24時間取引高は約23億ドルだ。

これについては、ソラナエコシステム上のDeFiプロジェクトによるトークンエアドロップを求めるユーザーが、同エコシステムへと流入している現状も影響していると思われる。

このような状況を受け、Solana Mobile(ソラナモバイル)のweb3スマートフォン「Chapter2(チャプター2)」の予約注文数が、わずか1か月足らずで10万台を超えたことが12日に報告されている。

同スマホにおいても、購入者へのトークンエアドロップが期待されている。

なお現在の1SOLの価格は112.98ドル。2021年11月7日に記録した史上最高価格の259.96ドルに対しては、約43%低い状況だ。

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参考:コインマーケットキャップ
images:iStocks/olarseven

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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