StarkNetのブロックチェーンエクスプローラー「Voyager」、STRKのエアドロップダッシュボード公開

STRKのエアドロップダッシュボード公開

「スタークネット(StarkNet)」のブロックチェーンエクスプローラー「ボイジャー(Voyager)」が、「スタークネット」のガバナンストークン「STRK」のエアドロップ(無料配布)ダッシュボードの公開予定を2月10日発表した。

このエアドロップダッシュボードは近日公開となっており、ダッシュボードの詳細な日時や内容について現時点では発表されていない。

「スタークネット」は、zkロールアップ(zkRollup)を活用したイーサリアムのレイヤー2スケーリングソリューション。暗号証明技術「zkスターク(zk-STARKs)」を開発したスタークウェア(StarkWare)によって開発され、現在ではスタークネット財団(Starknet Foundation)によって運営されている。

なおzkロールアップとは、暗号技術を利用した証明技術「ゼロ知識証明(zero-knowledge proof:zkp)」活用のロールアップのこと。

またロールアップとは、元となるブロックチェーンのセキュリティなどを活用しながら、ガス代(ネットワーク手数料)やネットワークの混雑解消を図るスケーリングソリューションである。

「スタークネット」は今年2024年後半にガバナンストークン「STRK」をローンチし、18億STRKをユーザーに対して配布する予定を発表している。18億STRKの割当の内訳としては、9億STRKが「規定委員会」へ、残りの9億STRKが「ユーザーへの払い戻し」に割り当てられるとのこと。 

また「スタークネット」上のDeFi(分散型金融)活動に対して初期供給となる5,000万STRKが割り当てられたとのことだ。

関連ニュース

参考:ダッシュボード
images:iStocks/artsstock

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【11/22話題】SECゲンスラー委員長が退任へ、金融庁が暗号資産・ステーブルコイン仲介業の新設検討など(音声ニュース)

米SECゲンスラー委員長が来年1月に退任へ、功績評価の一方で反発や批判も、金融庁、暗号資産・ステーブルコイン仲介業の新設検討=報道、国民・玉木代表が税制改正要望を与党に提出、暗号資産への申告分離課税導入など提案、米裁判所、SECの「ディーラー」定義めぐる訴訟で関連規則を破棄するよう命じる、リミックスポイントが5億円でBTC・DOGE・XRP購入、投資総額30億円に、マスターカードとJPモルガン、ブロックチェーン決済ソリューションを連携 、コインベースが「WBTC」取扱い廃止へ、背景にジャスティン・サンの影響か、2019年のアップビットのハッキングは北朝鮮ハッカー関与か、韓国警察が特定、米ドルステーブルコイン「FDUSD」、スイに対応開始、Injective、オンチェーンAIエージェントSDK「iAgent」リリース

広告

ビットワイズ、「ソラナ現物ETF」を上場申請

米暗号資産(仮想通貨)運用会社ビットワイズ(Bitwise)が、ソラナ(Solana)を基盤とするETF(上場投資信託)の上場申請を、米国証券取引委員会(SEC)に提出したと11月21日発表した。なおこの申請は、株式取引所シーボーBZX取引所(Cboe BZX exchange)を通じて行われたとのこと。またビットワイズは発表上で同商品についてETP(上場取引型金融商品)と記載している