【取材】ビットバンクにマスクネットワーク(MASK)上場へ、国内2例目

ビットバンクにMASK上場へ

国内暗号資産(仮想通貨)取引所ビットバンク(bitbank)が、暗号資産マスクネットワーク(MASK)の取扱い予定を2月5日発表した。同月8日より取り扱い開始するとのこと。

国内暗号資産取引所においてMASKが上場するのは、オーケーコインジャパンに続き、2例目となる予定だ。

なおマスクネットワークは、Web2のソーシャルネットワークとWeb3を接続するソーシャルメディアプラットフォーム。MASKは同プラットフォームのDAOプロジェクトの運営や意思決定に関わるガバナンス投票に使用できるトークンだ。

ビットバンクでのMASK対応サービスは、入出金・取引所(板取引)・販売所・レンディングサービス「暗号資産を貸して増やす」となる。

またMASKの対応チェーンはイーサリアム(Ethereum)とのこと。

現物取引所では、MASK/JPYの取引ペアが取り扱われる。最小注文数量/取引単位は0.0001MASK、指値の場合の最大注文数量は90,000MASK、成行は900MASKとなっている。

販売所においては、同じくMASK/JPYの取引ペアが取り扱われる。最小注文数量/取引単位は0.00000001MASK、最大注文数量/取引単位は5,000BNBとのことだ。

またレンディングサービスの新規募集開始はMASKの取扱開始日と同日の14:00を予定しているという。なおビットバンクの「暗号資産を貸して増やす」では、ビットバンクとユーザーが暗号資産の消費貸借契約を締結し、ユーザーが最大年率5%の暗号資産を1年後に受け取れるサービスだ。ちなみに年率は、募集月ごとに0.1%から5.0%までの範囲でビットバンクが決定するという。

予定通りにMASKが上場すれば、ビットバンクは合計38銘柄の暗号資産を取り扱うことになる。

現在ビットバンクでは、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ビットコインキャッシュ(BCH)、ライトコイン(LTC)、モナコイン(MONA)、ステラルーメン(XLM)、クアンタム(QTUM)、ベーシックアテンショントークン(BAT)、オーエムジー(OMG)、シンボル(XYM)、チェーンリンク(LINK)、メイカー(MKR)、ボバネットワーク(BOBA)、エンジンコイン(ENJ)、ポリゴン(MATIC)、ポルカドット(DOT)、ドージコイン(DOGE)、アスター(ASTR)、カルダノ(ADA)、アバランチ(AVAX)、フレア(FLR)、アクシーインフィニティ(AXS)、ザ・サンドボックス(SAND)、エイプコイン(APE)、ガラ(GALA)、チリーズ(CHZ)、オアシス(OAS)、ディセントラランド(MANA)、ザ・グラフ(GRT)、レンダートークン(RNDR)、ビルドアンドビルド(BNB)、アービトラム(ARB)、オプティミズム(OP)、ダイ(DAI)、クレイトン(KLAY)、イミュータブルエックス(IMX)の取引が行われている。

マスクネットワーク(MASK)の選定理由について

「あたらしい経済」編集部がマスクネットワーク(MASK)を取り扱った理由について、ビットバンク事業開発部担当者へ取材したところ、以下の回答が得られた。

マスクネットワークは、Web2のソーシャルネットワークとWeb3を接続するソーシャルメディアプラットフォームです。ガバナンストークンであるMASKは、DAOプロジェクトの運営や意思決定に関わるガバナンス投票に使用することができます

bitbankでは、ソーシャルネットワーク上でのプライバシーに配慮した設計、およびブラウザ拡張機能を介すことで、SNSを離れることなく、暗号資産の最新価格等を確認できる利便性について、多くの方に知っていただきたいという思いで選定を行いました。

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参考:ビットバンク
images:iStocks/Ninja-Studio

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。