タイSEC、同国取引所Zipmexにサービス一時停止を命令

タイSECがZipmexにサービス一時停止命令

タイの金融規制当局であるSEC(証券取引委員会)が、同国の暗号資産(仮想通貨)取引所ジップメックス(Zipmex)に対する、デジタル資産の取引サービスおよびブローカーとしてのサービス一時停止の命令について決議したことを2月2日発表した。

タイSECは1月12日に同取引所に対し、流動資本の維持管理構造や事業及び人員の管理体制を修正するように命じていたが、2月1日の時点でジップメックスがその命令の要件を満たしていなかったため、今回の一時停止命令を決議したとのこと。

同取引所はサービス停止中、ユーザーがいつでも資産引き出し可能な状態にする必要があるとのこと。

なおジップメックスには、2月2日から15日以内に修正結果をSECに提出し、同機関より許可が得られれば通常業務の再開ができるという。

ジップメックスは2022年に破産申請しており、ユーザーに対して9,700万ドルの債務を抱えているとのことだ。

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参考:タイSEC
images:Reuters

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大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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