Magic Edenが「マジックエデンウォレット」一般公開、早期導入者にはNFTの無料特典も

マジックエデンウォレットが一般公開

NFTマーケットプレイス「マジックエデン(Magic Eden)」が、クロスチェーンセルフカストディウォレット「マジックエデンウォレット(Magic Eden Wallet)」の一般公開を1月29日発表した。

今回、同ウォレットはブラウザ版として公開されている。

ベータ版の「マジックエデンウォレット」は昨年11月よりリリースされていた。また今月23日には、今回のブラウザ版ウォレットの一般公開を月末に予定していることが発表されていた。

「マジックエデン」は「マジックエデンウォレット」の一般公開を記念して、同ウォレットの早期導入者に対し、クレイノサウルズ(Claynosaurz)やデジェネレイトエイプアカデミー(Degenerate Ape Academy)、ボドッゴス(BoDoggos)などといったプロジェクトのNFTのウォレット内ミント(鋳造/発行)を2月中に提供するとのこと。なおこれらのNFTは期間限定の無料特典として提供されるという。

マジックエデンウォレットとは

「マジックエデンウォレット」は、ソラナ(Solana)、イーサリアム(Ethereum)、ポリゴン(Polygon)、ビットコインオーディナルズ(Bitcoin Ordinals)上のNFTを収集できる、「マジックエデン」に直接統合された初のデジタルウォレットだ。同ウォレットは「マジックエデン」とセルフカストディウォレット「エクソダス(Exodus)」との提携により作成されている。

「マジックエデンウォレット」の特徴は、それぞれのチェーンにおける固有のウォレットを切り替えることなく、単一のクロスチェーンウォレットとして使用できることだ。また同ウォレットにはNFTの収集だけでなく、各チェーン間の暗号資産(仮想通貨)を即時に転送およびスワップできる機能「インスタントクロスチェーンスワップ」が備わっているとのこと。

さらに各チェーンにおける全てのNFTコレクションと暗号資産の取引履歴追跡機能およびポートフォリオ管理機能、またデビットカードや銀行振込、アップルペイを利用した法定通貨決済およびビットコイン(Bitcoin)ネットワーク上で使用されるトークン規格「BRC-20」での売買機能も備わっているとのことだ。

関連ニュース

参考:マジックエデン
images:iStocks/dalebor・olegback

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。

合わせて読みたい記事

【11/21話題】ビットコイン9万6000ドル突破、ホワイトハウス初の暗号資産ポスト新設検討かなど(音声ニュース)

ビットコイン9万6000ドル突破、トランプの政策に期待、トランプ陣営、ホワイトハウス初の暗号資産ポスト新設を検討か=報道、アスター、新ロードマップ「Astar Evolution Phase 1.5」発表、ASTRがオプティミズムスーパーチェーン進出へ、オンチェーン分析のArkham、米国で暗号資産の現物取引所立ち上げへ、コインベースウォレットが「USDC Rewards」導入、保有だけでAPY4.7%、韓国最大の野党、暗号資産課税の免除額引き上げの改正案を提出=報道、FTX元幹部ゲイリー・ワン、暗号資産詐欺事件で実刑を免れる、韓国大手の暗号資産取引所Upbit、「ジャスミーコイン(JASMY)」取り扱い、コインベースにミームコイン「Floki(FLOKI)」上場へ、ジェミナイ、フランスで正式にサービス展開、ビットフィネックス証券、エルサルバドルで「トークン化米国債券」提供へ、21シェアーズ、「Ethereum Core ETP」にステーキング機能追加、EVM互換のL1ブロックチェーン「Monad」、テストネットを段階的に公開へ、1SECと丸井グループが資本提携、ブロックチェーン活用の新しいファンエンゲージメントモデル構築で

広告