「キャプテン翼 -RIVALS-」のガバナンストークン「TSUGT」がBitgetに上場、海外4取引所目の取扱い

「TSUGT」がBitgetに上場

ブロックチェーンゲーム「キャプテン翼 -RIVALS-」のガバナンストークン「TSUGT」が、海外暗号資産(仮想通貨)取引所Bitget(ビットゲット)に上場した。同ゲームを共同開発するMint Town(ミントタウン)およびBLOCKSMITH&Co.(ブロックスミス)が1月23日に発表している。

ビットゲットの発表によると「TSUGT」は、米ドルステーブルコイン「USDT」との取引ペアが提供されている。

またビットゲットでは「TSUGT」を「イノベーションゾーン」にて取り扱いを開始している。「イノベーションゾーン」では、新規上場したトークンの取引ペアに60日間の評価期間が与えられ、評価基準を満たさなかった場合にその取引ペアは上場廃止になるとのことだ。

なお「TSUGT」が海外暗号資産取引所に上場するのは4例目。昨年の5月には「Kucoin(クーコイン)」、8月には「Gate.io(ゲート)」、10月は「MEXC(エムイーエックスシー)」に上場していた。

ちなみに国内取引所においては昨年11月、BITPOINT(ビットポイント)に「TSUGT」は上場している。

なお「キャプテン翼 -RIVALS-」は1月24日よりアプリ版(iOS・Android)をリリースした。スマホアプリ版とブラウザ版は、プレイデータを共有する仕組みになっているとのことだ。

「キャプテン翼 -RIVALS-」について

「キャプテン翼 -RIVALS-」は、サッカー漫画 「キャプテン翼」のIPを活用したブロックチェーンゲームだ。同作品に実際に登場する選手たちを育成し、他のプレイヤーと対戦(PvP)するゲームとなっている。

同ゲームのブロックチェーンにはポリゴン(Polygon)が採用されており、NFTの追加購入等には同ブロックチェーンのネイティブトークンである「MATIC」が必要となる。

なお昨年12月にはゲーム特化型ブロックチェーン「Oasys」の同ゲームへの採用が決まっており、2024年上期中に実装する予定とのこと。

また、このゲームではガバナンストークン「TSUBASA Governance Token(TSUGT)」の他に、ユーティリティトークン「TSUBASA Utillity Token(TSUBASAUT)」が発行されている。

「キャプテン翼 -RIVALS-」は、ゲーム開発企業Thirdverse(サードバース)のブロックチェーンゲーム子会社SWORD(ソード)とソーシャルゲーム開発企業KLab(クラブ)のweb3子会社BLOCKSMITH(ブロックスミス)が開発、運営している。なお同ゲームの販売事業者となるSWORDは所在地をバージン諸島に置いている。

同ゲームのアンバサダーには、プロサッカー選手の長友佑都氏とアンドレス・イニエスタ氏が就任している。

関連ニュース

参考:ミントタウン
images:iStocks/Ninja-Studio

関連するキーワード

この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。