メタマスク、ノード管理の必要ないETHステーキングサービス「Validator Staking」提供開始

メタマスクでバリデータステーキング提供開始

web3ウォレット「メタマスク(MetaMask)」のポートフォリオ一覧表示ツール「メタマスクポートフォリオ(MetaMask Portfolio)」にて、暗号資産イーサリアム(Ethereum):ETHのステーキングサービス「バリデータステーキング(Validator Staking)」が提供開始された。「メタマスク」開発のコンセンシス(Consensys)が1月19日発表した。

バリデータステーキングでは、32の倍数のETHをデポジットすることで、本来バリデータを起動する際に必要となるノードの維持や管理および、ハードウェアの準備やメンテナンスなどをせずに、ステーキング報酬を獲得できるとのこと。

なおメタマスクは、同サービス利用のユーザーが獲得したステーキング報酬から10%の手数料を徴収するという。

またバリデータステーキングは、これまで33,000以上のバリデータや、20億ドル相当のETHステーキング(ステーキングされたETH全体の4%)、ノード維持・管理の失敗によりステーキングしたETHが没収される罰則「スラッシング」がゼロ等の実績があるメタマスク開発元の米ブロックチェーン関連企業コンセンシス(Consensys)を通じて行われるとのこと。

なおバリデータとは、ブロックチェーンのネットワークに接続し、トランザクションが正しいかを検証するノード(コンピューター端末)またはその運用者のこと。運営者は、その貢献度等に応じた報酬が得られる仕組みとなっている。

ちなみに個人がイーサリアムのノードを運用し、バリデータとして同ネットワークへステーキングして報酬を得るには1ノードで最低32ETHが必要だ。

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参考:メタマスク
images:iStocks/your_photoNKTN

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この記事の著者・インタビューイ

一本寿和

「あたらしい経済」編集部 記事のバナーデザインを主に担当する他、ニュースも執筆。 「あたらしい経済」で学んだことを活かし、ブロックチェーン・NFT領域のバーチャルファッションを手がけるブランド「JAPAN JACKET」を2021年10月より共同創業。