X、NFT画像のプロフィール設定機能を停止
Xが、NFT画像をプロフィールアイコンに設定できる機能を停止したことが1月10日分かった。
この機能は、月額有料制のサブスクリプションサービスであるXプレミアム(旧:Twitter Blue)にてプロフィールアイコンをNFT画像に設定することで、通常の丸形プロフィールアイコンを六角形へ変更できるのが特徴だった。またプロフィールアイコンからNFTの所有者やNFTの説明、プロパティ、コントラクトアドレスなどNFT画像の詳細も表示できた。
しかし現在はXプレミアム内のNFTを活用した機能が削除されており、六角形のプロフィールアイコンも丸形に戻っている。
また「あたらしい経済」編集部が確認したところ、米国向けのXヘルプサイトからもNFTに関する記載が全て削除されていた。なお日本向けのXヘルプサイトでは、NFT画像をプロフィールアイコンに設定する方法などのNFTに関する説明が現在も残っている。
今回Xから削除されたNFT関連の機能は、イーロン・マスク(Elon Mask)氏がツイッター(Twitter:現X)を買収する前である2022年1月より提供開始されていたサービスで、約2年間サポートされていた。ちなみにマスク氏がツイッターの買収を完了したのは同年10月である。
なお同機能はNFTマーケットプレイス「オープンシー(OpenSea)」のAPIで提供されており、プロフィールアイコンに設定可能なトークン規格は ERC721やERC1155などのイーサリアム(Ethereum)上で発行されたNFTを利用できた。
関連ニュース
- ツイッター、NFTをプロフィール画像にする機能を一部ユーザーへ提供
- NFTの価値を高める? ツイッターがプロフィール画像NFT認証テスト実施
- ツイッター、決済機能導入に向けライセンス申請、暗号資産取り扱いも視野=報道
- ツイッター、NFTの売買・表示機能「NFT Tweet Tiles」リリースへ
- ツイッター、暗号資産価格チャート表示機能に新銘柄追加
images:iStock/Molnia・undefined-undefined