米大手メディアFOX、コンテンツの配信元を証明する「Verify」β版公開。Polygon PoS上に

FOXがPolygon PoS上に「Verify」β版公開

米大手メディアFOX(フォックス)が、ディープフェイクに対応するためのオープンソースプロトコル「Verify(ベリファイ)」のベータ版を一般公開した。Polygon Labs(ポリゴンラボ)が1月9日発表している。

なお同プロトコルは、ポリゴンラボ提供のブロックチェーン「Polygon PoS(ポリゴンPoS)」上に構築されている。

メディア企業は「ベリファイ」にコンテンツを登録することで、そのコンテンツの配信元が証明できるとのこと。

また、登録されたコンテンツはオンチェーンで暗号化と証明がされるため、コンテンツ利用者はそのコンテンツの出所を確認できるようになるとのことだ。なお登録できるコンテンツは記事から音声、画像に至るまで対応が可能なようだ。

ポリゴンラボは「AIツールやAIが生成するメディアの台頭により、真実と嘘を区別することが困難になっています。特定のコンテンツの出所と信頼性を証明することが、これまで以上に重要になっています」と「ベリファイ」の必要性を説明している。

なお「ベリファイ」は、昨年8月23日に行われたFox Newsの共和党討論会と同時にクローズドベータ版を開始していたという。同プロトコルには現在まででFox News、Fox Business、Fox Sports、Fox TV等の関連会社からテキストと画像を含む89,000のコンテンツが登録されているとのことだ。

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参考:ポリゴンラボ
images:iStock/LuckyStep48

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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