Binance LaunchpoolでAI取扱開始へ
大手海外暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)が、同社提供の「バイナンスローンチプール(Binance Launchpool)」での暗号資産スリープレスAI:Sleepless AI(AI)取扱予定を12月26日発表した。
「バイナンスローンチプール」ではユーザーが、BNB、FDUSD、TUSDを個別のプールにステーキングすることでAIを獲得できる仕組みになっている。AIの取り扱いは日本時間で28日9時(UTC:0:00)より開始し、日本時間で来年1月3日19時(UTC:23:59)までの7日間利用可能とのこと。
なお今回のAIでの「バイナンスローンチプール」では、同トークン総供給量1,000,000,000AIの7%となる70,000,000AIが報酬対象になるようだ。
同サービスでのBNBステーキングの場合、報酬総額の80%となる56,000,000AIが報酬対象で、FDUSDおよびTUSDの場合は、報酬総額の10%となる7,000,000AIがそれぞれの報酬対象になるという。なおユーザーに分配される報酬は、ユーザーがステーキングしたトークン数によって異なるようだ。
またバイナンスでは流動性条件が満たされ次第、取引所において来年1月4日10:00(UTC)よりAIの取り扱いを開始するとのこと。取引ペアについてはAI/BTC、AI/USDT、AI/BNB、AI/FDUSD、AI/TUSD、AI/TRYとなっている。
スリープレスAIとは
スリープレスAIは、AIとブロックチェーンを組み合わせて作られたAIコンパニオンゲーム。このゲームでは10人以上の個性豊かなボーイフレンドキャラクターが用意されており、ユーザーはその中から自分好みのキャラクターを選択し、外見のカスタマイズやAIが活用されたチャットなどで遊べる。なおAIはスリープレスAIのゲーム内トークンとして機能し、アクセサリーや服装などといったゲーム内アイテムの購入に使われるトークンとの交換や、ステーキング、ゲーム内のガバナンストークンとして利用されるとのこと。
バイナンスローンチプールとは
「バイナンスローンチプール」は、ユーザーがBNBなどの特定のトークンを対象プロジェクトのプールにステーキングすることで、暗号資産プロジェクトが発行するネイティブトークンを獲得できるサービスだ。プロジェクト側は同プラットフォームの利用により、バイナンスにトークン上場ができる仕組みとなっている。
なおトークンセールを行うIEOプラットフォームの「バイナンスローンチパッド(Binance Launchpad)」とは異なり、トークンをステーキングすることでプロジェクトのトークンが獲得できるのが特徴だ。
「バイナンスローンチプール」に参加する為には、ユーザーはBinance.comアカウントと、0.1以上のBNBまたはプール内でサポートされているトークンが必要となっている。
「バイナンスローンチプール」におけるAIの取り扱いは42番目のプロジェクトとなっており、41番目のプロジェクトは暗号資産NFプロンプト:NFPrompt(NFP)だった。また40番目のプロジェクトは暗号資産フュージョニスト:Fusionist(ACE:エース)、39番目は暗号資産ミームコイン:Memecoin(MEME)、38番目は暗号資産ニュートロン:Neutron(NTRN)、37番目はサイバーコネクト: Cyber Connect(CYBER)、36番目はセイ: Sei(SEI)が取り扱われた。
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参考:バイナンス
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