ビットコインステーキングプロトコル「バビロン」が約26億円の資金調達、PolychainとHack主導で

バビロンが約26億円の資金調達

ビットコイン(BTC)をステーキング可能にするプロトコル「バビロン(Babylon)」が、1,800万ドル(約26億円)の資金調達ラウンドを完了したことを12月7日発表した。

発表によるとこのラウンドは、ポリチェーンキャピタル(Polychain Capital)とハックVC(Hack VC)が共同主導したとのこと。

その他に同ラウンドには、フレームワークベンチャーズ(Framework Ventures)、ポリゴンベンチャーズ(Polygon Ventures)、キャッスルアイランドベンチャーズ(Castle Island Ventures)、OKXベンチャーズ(OKX Ventures)、ファイナリティキャピタル(Finality Capital)、ブレイヤーキャピタル(Breyer Capital)、シンボリックキャピタル(Symbolic Capital)、IOSGベンチャーズ(IOSG Ventures)をはじめとした多くの投資家が参加したとのことだ。

「バビロン」は、ビットコインをPoSブロックチェーンにステーキング資産として導入する方法を提供するビットコインステーキングプロトコル。スタンフォード大学のデビッド・ツェー(David Tse)教授とフィッシャー・ユー(Fisher Yu)博士によって2022年に設立された。

なお「バビロン」のテストネットはコスモスSDK(Cosmos SDK)によって構築されている。2024年に実施される次のビットコイン半減期にあわせたメインネットローンチを目指して開発が進められているようだ。

同プロトコルは2022年にシードラウンドによる資金調達を完了しており、その際はIDG、DHVC、ブレイヤーキャピタルらから出資を受けていた。

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参考:バビロン
images:iStocks/Nature

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。