「キャプテン翼 -RIVALS-」、フェンブシキャピタルと提携

キャプテン翼 -RIVALS-がフェンブシキャピタルと提携

ブロックチェーンゲーム「キャプテン翼 -RIVALS-」と世界最大級のWeb3ファンドを運営するフェンブシキャピタル(Fenbushi Capital)が、パートナーシップを締結した。同ゲーム運営のミントタウン(Mint Town)が12月5日発表した。

このパートナーシップは、Web3のマスアダプションを目指す目的の提携とのこと。

今回の発表では具体的な取り組みについて明言されていないが、この提携により互いの強みを活かし、ブロックチェーンゲームの更なる発展への寄与を期待すると述べている。

なおこの提携は、2022年のフェンブシキャピタルからの資金提供を始め、グローバルマーケティング、事業開発など、多岐にわたる協業の第一歩として位置づけられるとのことだ。

「キャプテン翼 -RIVALS-」は、レイヤー1ブロックチェーンAstar Network(アスターネットワーク)運営のStake Technologies(ステイクテクノロジーズ)や、海外大手暗号資産(仮想通貨)取引所OKX運営のOKXベンチャーズ(OKX Ventures)、前澤友作氏が設立したweb3事業運営のMZ Cryptos、ゲーミングギルドのイールドギルドゲームス(Yield Guild Games)やインディGG(IndiGG)など多くの企業やプロジェクトとのパートナーシップを発表している。

「キャプテン翼 -RIVALS-」について

「キャプテン翼 -RIVALS-」は、サッカー漫画 「キャプテン翼」のIPを活用したブロックチェーンゲームだ。同作品に実際に登場する選手たちを育成し、他のプレイヤーと対戦(PvP)するゲームとなっている。PC・スマートフォンのブラウザからプレイ可能で、ゲーム開始には招待コードと少なくとも1つの選手NFTが必要となる。

NFTはゲーム内のマーケットプレイスにて他プレイヤーが出品したNFTを購入できるという。他プレイヤーとの対戦を通して得られるライバルピースを、選手やサポートキャラクターなどのNFTを含む報酬と交換することも可能だ。

同ゲームにはポリゴン(Polygon)が採用されており、NFTの購入には同ブロックチェーンのネイティブトークンである「MATIC」が必要となる。

このゲームではガバナンストークン「TSUBASA Governance Token(TSUGT)」の他に、ユーティリティトークン「TSUBASA Utillity Token(TSUBASAUT)」が発行されている。

「キャプテン翼 -RIVALS-」は、ゲーム開発企業Thirdverse(サードバース)のブロックチェーンゲーム子会社SWORD(ソード)とソーシャルゲーム開発企業KLab(クラブ)のweb3子会社BLOCKSMITH(ブロックスミス)が開発、運営している。なお同ゲームの販売事業者となるSWORDは所在地をバージン諸島に置いている。

同ゲームのアンバサダーには、プロサッカー選手の長友佑都氏とアンドレス・イニエスタ氏が就任している。 ・またその他にも「キャプテン翼 -RIVALS-」のガバナンストークン「ツバサガバナンストークン(TSUGT)」が、国内暗号資産(仮想通貨)取引所BITPOINT(ビットポイント)に11月14日より上場している。

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参考:ミントタウン
images:iStocks/msan10

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この記事の著者・インタビューイ

大津賀新也

「あたらしい経済」編集部 記者・編集者 ブロックチェーンに興味を持ったことから、業界未経験ながらも全くの異業種から幻冬舎へ2019年より転職。あたらしい経済編集部では記事執筆の他、音声収録・写真撮影も担当。

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